日本一の秋田県産枝豆とは?品種ごとの旬の時期やおすすめ通販も紹介

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「秋田の枝豆は日本一?」「秋田で有名な枝豆の品種は?」と興味をもっている方も多いのではないでしょうか。

近年、秋田県産枝豆の注目度が上がり、出荷量日本一も達成しました。秋田県のオリジナル品種も登場しており、さまざまな料理やお酒のおつまみとして人気を博しています。

この記事では秋田の枝豆の特徴や旬、主なブランド品種について解説します。通販で購入できる虎ノ門市場のおすすめ秋田県産枝豆も紹介するので、ぜひチェックしてください。

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    目次

秋田の枝豆の特徴

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秋田の枝豆の特徴は以下の通りです。

  • 日本一の出荷量を達成
  • 昼と夜の温度差がある秋が旬

美味しい米を生産する秋田の土は豊富な栄養を含み、野菜の栽培にも適した土地です。枝豆スナックのような加工品も特産品として人気が高く、秋田を代表する特産品として支持されています。

また、同様に大豆の生産量も多く、枝豆と大豆の生産量を合わせると、全国でも屈指の生産量を誇っている県です。

日本一の出荷量を達成

秋田県の枝豆は、平成27・28年度に東京卸売市場で7~10月の出荷量日本一を達成し、さらに令和元年度には京浜地区中央卸売市場で年間出荷量日本一を達成しました。

日本有数の米の産地である秋田県は、転作作物として枝豆の生産も行っています。枝豆栽培は、昭和40年代の減反政策を背景に始まりました。昭和50年代頃から首都圏向けの出荷が始まり、平成22年度からは県全体で出荷量日本一を目指す取り組みが本格化しています。

参照:農林水産省「水田農業高収益化について(抜粋)

昼と夜の温度差がある秋が旬

秋田の枝豆の旬は秋で、昼夜の温度差により豊かな風味と濃厚な旨みが引き立ちます。

毎年9月以降になると秋田県のオリジナル品種が続々と出荷され、代表的な「あきたほのか」や「あきた香り五葉」などが楽しめる時期となります。秋田のオリジナル品種を味わいたい方は、9月以降がおすすめです。

秋田の枝豆の主な産地

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秋田の枝豆の主要な産地は秋田県大館市です。大館市にはJAあきた北の本店があり、枝豆の産地拡大に尽力してきました。これが東京卸売市場で日本一の出荷量を達成した一因でもあります。

また、秋田県内では大仙市や横手市も枝豆の有名な産地で、作付け面積や出荷量では全国でもトップクラスの産地として知られています。

秋田の枝豆の味と美味しさの特徴

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秋田の枝豆は、濃厚な甘みが特徴です。この美味しさは秋田の気候に由来し、昼夜の温度差が大きいことが一因です。日中の光合成により得られたエネルギーは、夜の気温が大幅に下がることで消耗せず、糖分として蓄積されることで甘みが強まります。

また、秋田の枝豆は一粒が大きく食べ応えがあります。豆本来の旨みや甘みが凝縮されており、品種によって風味の違いもはっきりしているため、食べ比べを楽しむのもおすすめです。

秋田の枝豆のブランドや品種

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秋田で育てられている、代表的な枝豆の県オリジナル品種は以下の通りです。

  • あきたほのか
  • あきた香り五葉
  • あきたさやか

秋田を代表するオリジナルブランド品種として人気の3品で、秋田県内で古くから育てられていた在来種を系譜とするものもあります。長く培われてきた枝豆の歴史と技術によって生み出されたこだわりの秋田ブランドをぜひ堪能しましょう。

あきたほのか

あきたほのかは平成27年にデビューした品種で、秋田の枝豆の主力といえます。さやが大きく食べ応えのある大粒が特徴で、豊かな香りと風味に加えてコクのある甘さと濃厚な味わいが楽しめます。

あきたほのかは、1999年に最高級の晩生品種である「秘伝」から分化し、選抜・育成され、2015年から販売が開始されました。豆は大粒で、一般的な枝豆と比べて苦みと渋みが少なく、甘みと旨み、コクが引き立っています。

甘みをもたらす糖類や旨みを生み出すアミノ酸が豊富に含まれ、香りの強さも高く評価されるあきたほのかは、秋田を代表する主要なオリジナル枝豆ブランドとして注目を集めています。

あきた香り五葉

あきた香り五葉は、秋田の在来種「五葉豆」を系譜として長年研究が重ねられてきた品種です。力強く豊かな風味と強い濃厚な甘さに特徴があります。

「あきた香り五葉」は、「五葉豆」という美味しい枝豆の代名詞として古くから栽培されてきた品種を系譜としています。その最大の魅力は、濃厚な甘みと共に枝豆の豊かな風味が広がる味わいです。約10年の研究を経て、品種改良され、秋田のオリジナルブランド品種として誕生しました。

あきたさやか

あきたさやかはさまざまな料理に合うバランスの取れた味わいが特徴で、鮮やかな色合いとさやの見た目が綺麗な枝豆です。

秋田県在来品種の「黒煮豆」とさやの大きい「サヤムスメ」を掛け合わせた品種で、同時期に収穫できる品種よりも多く収穫できる特徴があります。またあきた香り五葉の系譜元で、香りはやや控えめですが、甘みと旨みのバランスがいいと人気です。

秋田産枝豆の旬の時期

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秋田産枝豆の旬の時期は以下の通りです。

品種 旬の時期
あきたほのか 9月中旬~下旬
あきた香り五葉 9月上旬~中旬
あきたさやか 8月中旬

秋田の枝豆の収穫時期は7月上旬から10月中旬までです。品種は大きく分けて極早生から晩生までの6段階に分けられ、気温の低下とともに美味しい枝豆が収穫できる秋の時期が旬となります。

とくに、秋田を代表するブランド品種の「あきたほのか」や「あきた香り五葉」は8月下旬から9月中旬に出荷されるので、この時期にはぜひ秋田の枝豆を試してみてください。

あきたほのか|9月中旬~下旬

あきたほのかは9月中旬~下旬に収穫される中晩生品種で、「あきたの香り豆」として9月から10月にかけて販売されます。

毎年8月中旬から予約が始まり、9月中旬から出荷が開始されます。秋田県産のオリジナル品種枝豆の中でも、リピーターやファンが多い代表的な品種です。

あきた香り五葉|9月上旬~中旬

あきた香り五つ葉は9月上旬~中旬に収穫する中晩生品種で、「あきたの香り豆」シリーズの一つです。9~10月に販売され、最も早く収穫できるのが特徴です。

通常、予約は8月中旬から開始し、9月上旬に出荷が始まります。お盆がすぎると秋豆が出回り始め、あきた香り五つ葉はその先駆けとなります。これにより、秋を迎えた旬の枝豆を楽しめます。

あきたさやか|8月下旬

「あきたさやか」は8月下旬に収穫する中生品種で、「あきた香り五葉」の前シーズンに出荷されます。

秋田県では、8月下旬から9月下旬まで継続して収穫できる枝豆の品種開発に取り組み、その結果としてこの品種が生まれました。大きなさやから美味しい枝豆がたくさん収穫できることも、好評を博しています。

虎ノ門市場でお取り寄せできる秋田の枝豆

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テレビ東京が運営する虎ノ門市場では、秋田の枝豆をお取り寄せできます。以下、虎ノ門市場でお取り寄せできるこだわりの商品をご紹介します。

「日本一おいしい」と言ってもらいたい秋田県鹿角市産の枝豆味くらべ

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秋田のオリジナル枝豆ブランド品種、「あきた香り五葉」と「あきたほのか」の食べ比べセットです。風味豊かで甘みが強い「あきた香り五葉」と、大粒で旨みと甘みのバランスがよい「あきたほのか」が楽しめます。

2種類の枝豆がそれぞれ130gの真空パックに小分けされた5袋入りで、鮮度を保ったまま食べたい分だけ解凍できるのが嬉しい点です。自然解凍するだけで茹でたてのようなふっくらとした食感が味わえる、お手軽さも魅力です。解凍後にレンジで軽く温めると、より美味しくいただけます。

秋田の枝豆は豆が大きく、あまみと香りがよく美味しいです 自然解凍が一番良いと感じました

引用元:虎ノ門市場

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秋田の枝豆の美味しい茹で方

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秋田の枝豆の美味しい茹で方のポイントは以下の通りです。

  • たっぷりのお湯で少量の枝豆を茹でる
  • 秋の枝豆は水1.5Lに対して塩45gが目安
  • 枝豆250gを強火で5分茹でて、茹で終わったらザルなどに広げて冷ます

茹でムラを防ぐためにも、たっぷりのお湯で茹でることが推奨されます。また、落し蓋や箸でかき混ぜながら茹でましょう。塩の分量は味わいに大きく影響するので、正確に測定することが重要です。

一方、枝豆を冷やす際には、水に漬けて冷やすのは避けてください。水に漬けると水っぽい味わいになるので、ザルなどに上げて自然に冷ましましょう。

秋田の枝豆に関するよくある質問

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秋田の枝豆に関するよくある質問について、2つ取り上げて解説します。

  • 秋田の枝豆はどこで買える?
  • 秋田の枝豆の消費量は多い?

秋田の枝豆はどこで買える?

秋田の枝豆が買える場所は以下の通りです。

  • 直売所
  • 通販サイト

秋田県内の直売所の中でも、代表的なものはJAです。また、県内には「協和の枝豆屋 ソウヘイ」など、他の枝豆店も多く存在します。他には各種通販サイトで購入可能で、虎ノ門市場でも取り扱いがあるので、ぜひ活用してください。

秋田の枝豆の消費量は多い?

秋田県の枝豆消費量は全国で例年2位です。生産量とともに消費量も多く、例年トップ5位以内には必ず入っています。1940年代から続く枝豆栽培によって、都心への出荷のみならず、地元でも継続的に枝豆が消費されています。

日本一を達成した秋田のオリジナル品種の枝豆を自宅で味わおう

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秋田県の枝豆は、生産量で日本一を達成しました。品種も多く、中でもあきたほのかやあきたさやかなど、オリジナル品種はどれも魅力的なものばかりです。秋田の枝豆を食べる時期は、旬である秋がおすすめです。

テレビ東京が運営している「虎ノ門市場」では、秋田県産の枝豆を取り扱っています。「虎ノ門市場」からお取り寄せして、美味しい秋田の枝豆を自宅で味わってみましょう。