酒蔵探訪

但馬杜氏の伝統を、
若き蔵元杜氏が守る

京都府
長老酒造

山と森に抱かれた
京丹波唯一の地酒

創業は、明治36年(1903)。京都府のほぼ中央に位置し、面積の8割以上が森林で占められる京丹波町に小さな酒蔵があります。その名は「長老酒造」。“丹波の長老”と呼ばれる標高917mの京都名山、長老ヶ岳のふもとで、江戸時代からの歴史がある「但馬杜氏(たじまとうじ)」から受け継いだ技を、若き蔵元杜氏の寺井渉さんが誠実に守っています。現在では数少ない但馬流仕込みによる酒造りを続けている貴重な酒蔵の一つです。

山々と森に抱かれた京丹波町は、豊富な地下水と良質な米に恵まれたため、かつては多くの造り酒屋がありましたが、現在はここが唯一の酒蔵となっています。

「京丹波の米、水を使い、地元の杜氏が造る」というこだわりを込めて造られている「丹」は、“京丹波100%”の地酒。「長老」という銘柄は、土地の誇りである長老ヶ岳から命名されました。その山懐から湧き出す清らかな地下水、地元で栽培された米を使って仕込まれる情熱の酒は、美しい山里の空気までが宿っているようです。