酒蔵探訪

自然環境に配慮した
純米造り100%の蔵

神奈川県
泉橋酒造

酒米の栽培から酒造りまで一貫
全国でも珍しい栽培醸造蔵®

神奈川県の真ん中あたりに位置する、神奈川県海老名市。豊かな相模川の流れがつくり出した沖積平野に広がる海老名耕地(えびなごうち)は、古来、丹沢山系の豊かな伏流水と良質な米、農作物に恵まれた土地として知られてきました。

江戸時代末期の安政4年(1857)、泉橋酒造はこの地に創業。社名でもある代表銘柄「いづみ橋」は、田んぼの用水路の役目を果たしていた蔵の北側に流れる「泉川」と屋号の「橋場」から名づけられました。

1996年から本格的な酒米の栽培を開始し、原料米の栽培・研究をする「さがみ酒米研究会」を組織。生産者、JAさがみ、神奈川県農業技術センターの協力のもと、海老名市、座間市、相模原市にまたがる約46ヘクタールの面積で原料米を栽培し、原料米の90%以上をまかなっています。このうち、約8ヘクタールは泉橋酒造の自社栽培田です。

2006年からはすべての仕込みを純米造りとする、全量純米蔵に転換。伝統的な生酛造りも積極的に行い、多彩な純米酒を醸しています。信念は、“酒造りは米作りから”。減農薬や無農薬栽培など自然環境に配慮した農業に取り組み、地域の特色を生かす酒造りを行っています。