酒蔵探訪

歳月を重ねた
熟成酒で世界に挑む

千葉県
岩瀬酒造

日本有数の超硬水による
ナチュラルな酒造り

太平洋に面して白い砂浜が続く御宿海岸。その海岸線から車で10分ほどの地にある岩瀬酒造は、享保8年(1723)に創業し、「岩の井」の銘柄で親しまれてきました。現在、11代目の岩瀬能和さんが蔵を守っています。

岩の井の酒質の特徴は、“米の旨み”です。生産量の3分の1が、自然界の乳酸菌を利用するナチュラルな日本酒の製法である山廃仕込みによって造られています。仕込み水は、房総半島の貝殻層を通ったミネラル豊富な硬度約240という国内屈指の超硬水。この硬水を使って山廃仕込みをすることで、「岩の井」ならではの力強い旨みとほかでは感じることができないミネラル感のある、濃醇で酸味のしっかりした酒質に仕上がります。原料米は、大吟醸を除いてほとんどが千葉県産です。

近年、「岩の井」は、東京サミットの晩餐会でも選出されたほか、数々の賞を受賞。とくに長期熟成酒が、世界的なコンクールで高く評価されています。