酒蔵探訪

川場村の自然美を表現する
“きれいな酒造り”が哲学

群馬県
永井酒造

峰々に降った雨や雪が
天然水となってあふれる地

標高2158mの武尊山(ほたかやま)に降る雨や雪が尾瀬の大地を通り、天然水となってあふれる群馬県最北部の川場村。1886年、そんな名水に惚れ込んだ永井酒造の創業者、永井庄治はこの地で酒造りを始めました。酒蔵にとってもっとも大切な仕込み水を守るため、蔵の北側にある森をさらに買い足し、水源を保全。初代の想いを受け継ぎ、現在も酒蔵の周囲には深い森林が広がり、目の前には豊かな水田が見渡す限り広がっています。

川場村の美しい自然を表現する“きれいな酒”が、永井酒造の酒造りの哲学です。日本酒ファンに知られる「水芭蕉」「谷川岳」という銘柄の通り、澄んだ自然美をイメージさせる酒質が人気を得てきました。毎年、天候などによって出来が左右される米のよさを最大限に引き出すのは、代々継がれてきた誇りある職人の伝統技術と最新鋭の設備の融合。「人にしかできない事」と「機械にできること」を完全に分け、美しい酒を醸しています。