- ■好漁場に囲まれた隠岐諸島・海士町
島根半島の沖合約60キロの海上に浮かぶ四つの有人島と180余りの無人島からなる隠岐諸島。
自然遺産の保護とそれを活用した教育と科学の普及活動を行う「世界ジオパーク」に平成25年9月認定された自然豊かな場所です。
その島群のひとつ、中ノ島にある「海士町」。ここに「ふるさと海士」があります。
日本海の好漁場に囲まれた海士町は漁業が中心の島ですが、漁獲した魚介類を流通させるには、本土側の鳥取県の市場に出荷する必要がありました。しかし出荷するには漁獲した魚介類をフェリーで運搬しなくてはならず、運ぶ時間がかかり、鮮度が落ちてしまう懸念がありました。
そこで状況を打開すべく、海士町の水産業を守ろうと海士町を挙げて特殊な冷凍設備を建設し「ふるさと海士」を設立。現在ではその冷凍設備を利用することで漁業者の収入は安定し、さらに加工場での雇用も創出されています。
■隠岐諸島から全国各地へ
漁獲した鮮魚の鮮度を保つために、「ふるさと海士」が取り入れたのは特殊な冷凍技術。
それは、素材の細胞を破壊することなく凍結し、さらに解凍しても旨味が水分と流れることがないCAS冷凍と言う冷凍方法を取り入れています。その技術は旨味、風味などが損なわれることなく素材を保持することが可能になり、今では島根県のみならず、北は北海道・南は沖縄まで日本各地へ出荷し、さらには国内にとどまらず上海やアメリカ西海岸など海外の飲食店へも卸しています。
■脂が乗った旬の肝が決め手
今回ご紹介するのは、海士町の特産品を島へ行かなくても手軽に味わうことが出来る一品「寒シマメ肝醤油漬け」を2種類ご紹介します。
隠岐では「スルメイカ」の事をシマメと呼びます。
最も美味しくなる12月~2月の寒い時期に水揚げされる肉厚で歯ごたえのある身質の「寒シマメ」を使用します。
イカ釣り船で夜間釣り上げた寒シマメは鮮度を落とさないようトロ箱と言われるイカを入れる箱に丁寧に並べ、早朝水揚げします。そして特別な海水を使って汚れを落としすぐさま凍結をかけ鮮度を維持します。
特殊な冷凍技術を使うことで、シマメの身はもちろん肝も臭みがなく、獲れたばかりのものと引けを取らない旨味があります。
そのシマメの皮をむいた胴体部分だけの身を細く切り、旬の脂の乗った肝を溶かした醤油ベースのだし汁に漬け込みます。
イカの沖漬けほど長時間漬け込んでいませんので、さらっとした中に肝の旨味が広がります。
そしてもう1種類の肝醤油漬け。寒シマメの食感の違いを楽しんでいただけるよう、イカの耳の部分「エンペラ」を皮つきのままスライスして、肝醤油漬けに。
皮付きなので、シャキシャキとした食感が味わえます。
さらに、今回は特別に、「肝に和えたイカ刺し」をプレゼント!
ワサビ醤油をつけてお召し上がりください。イカの甘味と、肝の濃厚さはお酒が進むこと間違いなし!
冷凍でお届けしますので、お召し上がりの際はパックのまま流水に3~4分程浸して解凍し、そのままおつまみとしてはもちろん、温かいごはんの上に乗せて「イカ漬け丼」として頂くのがオススメ。
お好みで卵黄やゴマ、刻んだネギや海苔などのトッピング、ごま油を少し垂らしても美味しく召し上がれます。
「寒シマメ肝醤油漬け2種」と「玄米粉ゲソ唐揚げ」特別セットもございます!
- 商品コード
- DF064578
- 内容
- 寒シマメ肝醤油漬け、しゃきしゃき漬け 各80g×3パック、【おまけ】イカ刺し肝和え45g×1パック
- 原材料
- 【寒シマメ肝醤油漬け】スルメイカ(島根県海士町近海産)、醤油(大豆・小麦を含む)、酒
【しゃきしゃき漬け】スルメイカ(島根県海士町近海産)、醤油(大豆・小麦を含む)、酒
【イカ刺し肝和え】スルメイカ(島根県海士町近海産)、醤油(大豆・小麦を含む)、酒
- 保存方法
- 冷凍
- 賞味期限
- 出荷日から90日目安