- ■能登・小木の「船凍いか」
石川県北部、能登半島の小木港。昔からイカ釣り漁港として発展してきました。
そんなイカの街・小木が誇るのが、釣った直後の新鮮なスルメイカを
船内で急速冷凍させた「船凍いか」です。
中型~大型の船上凍結技術を持ついか釣漁船を所有している漁港は、
全国でも限られており、主に八戸港・函館港・小木港の3港とされています。
漁期は6~12月で、主に南は島根の沖合から北は北海道の稚内の漁場で獲り、
1航海あたり数週間~1ヶ月の操業を半年間続けます。
集漁灯で集めたイカを自動イカ釣り機で釣り上げ、船内で急速凍結し、
箱詰めしてから船内冷凍庫で保管し、「船凍いか」として水揚げされるのです。
数十匹まとめて凍結させる「ブロック凍結」ではなく、
一尾ずつバラバラに凍結させる「一尾凍結」を開発したのが小木の漁師といわれ、
波型の容器に釣ったイカを並べて凍結させることによって
一尾ずつの冷凍のため扱いやすくなり、
より多くの人に知ってもらい、味わってもらうことができるようになったのです。
鮮度の高さを判断する目安として色の濃さがあり、
鮮度が高いと「茶」、低くなるにつれて透明感のない「白」になっていきます。
小木の船凍いかは「濃い茶色」で、鮮度の高さが見た目からも判断できます。
船上から販売に至るまで冷凍流通が一貫しているため、
知る人ぞ知るブランドイカとして業界では「小木物-おぎもの-」と呼ばれ、
鮮度の良さと品質の高さが認められているのです。
■いか加工品専門メーカー「和平商店」
能登町小木港に位置し、小木の特産物「船凍いか」を加工している和平商店。
新鮮ないかの美味しさをたくさんの人に味わってほしいという思いで
良質なブランドイカにさらに付加価値を付けた商品づくりをしています。
イカの加工は主に地元のご婦人方が行っており、
イカの街ならではでイカを扱う技術が高くテキパキと加工作業を進めています。
小木の町と人が昔からイカ漁とともに歩んできたからこそ、
美味しい小木のイカを一人でも多くの人に知って食べて欲しいという想いを込めて、
毎日の手仕事にあたっています。
■いかの魚醤“いしり”香る「一夜干し」
焼くとプリッとした食感と、旨味やコクが凝縮した能登の味「いしり」を味えます。
「いしり」はいかの肝と塩のみで作られる、小木を中心に伝わる奥能登の伝統調調味料。
「いしり」を使った特製ダレに漬けてから一夜干しにしています。
焼くことで独特の香ばしい香りが際立ちます。
冷凍のままオーブントースターやグリル等で約5分焼いて、
食べやすい大きさに切ってお召し上がりください。
加熱が足りない場合は様子をみて追加加熱してください。
- 商品コード
- DF065002
- 内容
- 一夜干し 1枚(120g)×4袋
- 保存方法
- 冷凍
- 賞味期限
- 180日目安