- ■人と植物、動物が共存する場所
日本海側、列島の中央に位置する福井県小浜市。
古代から日本海を隔てた対岸諸国との交易が開け、京都・滋賀・奈良への大陸文化・南蛮文化の伝達の経路となり、日本での玄関口とされていました。
小浜市・宮川地区。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスなど四季折々の花咲く自然豊かな里です。清らかな空気と水が豊富で、ホタル、カエル、タニシ、サギなど多種の動植物が共存。静かでゆったりと時が流れる田園風景が広がっています。
そんな豊かな自然・生態系を守りつつ、人や植物、動物など様々な生き物が気持ちよく暮らせる場所にしたいと、農薬や化学肥料を極力減らした、特別栽培米や野菜などの栽培に力を入れているのが、農業のプロ集団「若狭の恵」。60代から10代までの幅広い世代のスタッフが集まっています。
生産しているお米の品種は様々。コシヒカリに始まり、アキサカリ、ハナエチゼン、イクヒカリ、山田錦、カグラモチや、ひまわりを漉き込んだ「ひまわり米」を栽培。さらに、4棟あるハウスではミディトマト(越のルビー)。畑では自然薯、さつまいも、キャベツ、生姜、ウコンなどを栽培しています。
■生産から出荷まで一括管理
今回は、若狭の恵おすすめの一品をご紹介。
農薬・化学肥料を半分以下に抑えて栽培し、人にも環境にも優しい『特別栽培米コシヒカリ』です。
品質にもこだわり、農作物検査員による品質検査を受け、高品質な一等米のみを出荷しています。
平成29年度には乾燥調整・精米施設を新設し、生産から出荷まで自社一括管理。
安心・安全なお米をお届けします。
■人にも環境にも優しい特別栽培米コシヒカリ
味の特徴は、強い旨みと粘りです。それだけではなく香りやツヤ、炊き上がりの美しさ、歯ごたえの柔らかさなどどれをとっても優れています。
コシヒカリは口に入れるとガツンと強いお米の香りと旨みを感じられ、この感覚はコシヒカリ独特のもの。コシヒカリに慣れた方が他の米を食べると物足りなく感じるほどです。
コシヒカリの美味しさの秘訣は、でんぷんの主成分である「アミロース」と「アミノペクチン」のバランスです。両者は粘り気と旨みに直結している成分であり、反比例の関係にあります。
コシヒカリはこの両者のバランスが絶妙であり、程良い粘りと強い旨みを感じられるお米です。
■若狭の塗箸
さらに今回、福井県小浜市の特産品「若狭の塗箸」をセットでお届けします。
実は、ここ小浜市は全国有数の生産量を誇る塗箸産地なのをご存知でしょうか。
若狭の塗箸は貝殻や金銀箔を漆で何度も重ねて塗ったあと、美しい紋様を研ぎ出す高級品から、現代風なデザインのものまでバリエーションが豊富。
※「若狭の塗箸」のデザインはお選びいただけませんので、ご了承くださいませ。
■美味しいお召し上がり方
コシヒカリは、コメ本来の味や香りが強いので、薄味の和食よりも味付けの濃い料理との相性が良いです。ハンバーグやとんかつなどの濃い味の料理にも負けない、濃い味のお米です。
強い旨みと香り、粘り気が魅力のお米ですので、さっぱりとしたお米を欲している人には向かない個性の強いお米であるともいえます。
しかし、お米自体にも味や香りを感じたいと言う人には最高のお米です。栽培が簡単なわけではないのに、日本全国で作られるお米の3分の1がコシヒカリであることからも、その圧倒的な美味しさを裏付けています。
また、粘り気が多いので酢飯やチャーハンなどのお米を調理する料理には不向きです。
- 商品コード
- DN048433
- 内容
- 特別栽培米コシヒカリ10kg、若狭の塗箸1膳
- 原材料
- うるち米
- 保存方法
- 常温
- 賞味期限
- 精米日から60日