- 岩手県北部に位置する八幡平市安代地区。
この地で作られた漆器はかつて「荒沢漆器」と呼ばれ郷土の中で使われて来ました。
その流れを受け継ぎ、昭和58年に安代漆工技術研究センターが設立され「安比塗-あっぴぬり-」として復興されました。
生活に根ざした飾らないシンプルな器。それが「安比塗」の原点です。
漆器づくりの制作工程は、一つ一つすべてが職人の手作業で行われています。
天然素材で作る安比塗は、堅牢で誠実な器づくりを目指しています。
■安比塗ぐいのみ
柔らかいカーブを描く形は、漆の柔らかい質感を最高に表現しています。
下部に木地の厚みをもたせているので、倒れにくい形状となっています。
仕上げの漆には、岩手県産浄法寺漆を使用しており、下塗り漆は中国産漆の上質なものを自社で精製することで、まざりっけのない漆で仕立ています。是非、質感や大きさをお手に取ってご覧ください。
- 商品コード
- SN065170
直径70mm、高さ60mm