『五島の海を守りたい』その想いが込められた魚醤
近年、五島の海では磯焼けによる砂漠化に悩まされています。
磯焼けとは、沿岸の磯の海藻等がなくなり、
サザエやウニ等といった海藻を食べる
生き物が減少してしまっています。
かつてはこれらの生物がいっぱいいた五島の海も近年減少傾向にあります。
磯焼けの原因の一つに、
人があまり食さない、イスズミ、アイゴといった魚が海藻を食い荒らすということがあります。
何とか、これらの"未利用魚"を生かせないか、同時に磯焼けの問題を解決できないか。
持続的な可能性のある確立された磯焼け対策がない中、
島民が立ち上がり誕生したのが、五島の醤です。
魚種にとらわれず、味にはとことん追求。
魚醤は魚と塩だけで仕込む伝統の製法が一般的ですが、
近年は麹を使い香りと味をマイルドにする製法も出てきました。
五島の醤は、発酵の際にこうじだけでなく、五島列島の椿から採取された「五島つばき酵母」を使用しています。
また季節によってとれる魚も異なるので、5~6種類の魚を使用しています。
未利用魚独特の臭みはなく、麹と酵母の発酵により、
華やかでフレッシュな味わいに仕上がりました。
魚醤との相性は抜群。五島の伝統食『五島うどん』
昔から伝承されてきた手延べの技術。
一つの大きな塊から、伸ばしてヨリをかけていく独特の製法。ゆえに、コシのある麺ができあがります。
また、麺を伸ばす工程で、椿油を塗布しながら伸ばすため、つるっとのど越しの良い美味しい麺に仕上がります。
その五島の伝統食の五島うどんは、『五島の醤』と相性抜群。
もちろん、商品には魚醬と五島うどんを使用したアレンジレシピが入っております!