【宮崎県都城市】120年の伝統を胸に。「醸造」への挑戦を続けて生まれた極上焼酎【柳田酒造】

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都城市で最も古い歴史を有する柳田酒造

都城市は島津発祥の地として知られ、江戸時代までは薩摩藩に属していました。

良質で清涼な地下水に恵まれていたことから、昔からみそしょうゆ造りや焼酎造りが盛んに行わています。

清らかな水を大量に使う焼酎造りには、とても恵まれた場所です。

都城市で飲まれるお酒は「芋焼酎」がほとんど。

しかし柳田酒造は麦焼酎を作りづづけています。

都城市にも少ない麦焼酎派や東京などの都会から転勤で単身赴任で住んでいる方や県外から嫁いでいらした女性など、

芋焼酎に慣れてない方々に支持され、120年の伝統を今でも守り続けています。

芋焼酎に負けない強い個性を持った麦焼酎を。

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5代目蔵元の柳田正氏。20年前に蔵を継いだ当時はまさに焼酎ブームの真っ只中。

しかし当時求められていたのはくせのある芋焼酎。

当時試飲会に出かけて行っても飲みやすくて軽快なイメージのある麦焼酎は敬遠されがちでした。

その時の悔しさから「芋焼酎に負けない強い個性を持った麦焼酎」を作ることに着手し生まれたのが青鹿毛です。

蒸留器"おたく"の5代目蔵元が生み出した青鹿毛

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柳田氏は子供のころから機械いじりが大好きで、将来はエンジニアになるのが夢でした。

大学も工学部に入り、大学院まで進んだのちシステムエンジニアとして就職。

しかし父が難病を患い病状が悪化したのがきっかけで帰郷し蔵を継ぎました。

そのエンジニアとしてのキャリアを、焼酎造りに不可欠な蒸留器に活かした蔵元。

蒸留器を幾度となく改造した結果、蒸留器"おたく"となった柳田氏。

蒸気の圧力や温度にこだわって、今の酒質にたどり着きました。

麦の香ばしさが際立つ本格派麦焼酎

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焼いたパンのような芳ばしさと、綿あめのような甘焦げ感のする味わいの麦焼酎です。

お湯割りにすると力強く奥深いコクと風味が伸びていきます。

ロックでは、奥深いコクと、麦焦がしのような甘く、豊かで長く伸びる余韻が楽しめます。

青鹿毛の名は、サラブレッド(競走馬)のように筋肉質で骨太、しっかりとした酒質を表現しています。

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芋焼酎にもこだわり。熟成させた都城産の「べにはるか」を使用した

山田錦千本桜 熟成べにはるか

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都城市産の「べにはるか」を時間をかけてゆっくり糖化熟成させて仕込んだ芋焼酎「山田錦千本桜 熟成べにはるか」。

麹米には、自然豊かな山麓宮崎県高原町で育った酒造好適米「山田錦」を使用。

黒麹を使用することで芋焼酎らしい重圧感とキレの良さが引き出され、山田錦を用いたことで、芳醇で雑味のない綺麗な飲み口に仕上がっています。

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