【岩手県八幡平市】希少酒。最上級 を目指して開発された、2012年誕生の「結の香」

ほぼ県外に出荷されない希少な地酒

標高2038m、岩手県最高峰の岩手山。その麓の清らかな水で醸されることから「鷲の尾」という酒の名がつけられました。わしの尾の酒は、風土の酒。「岩手山の麓で味わっていただきたい」という考えのもと、ほとんど県外に出荷されない"幻の地酒"です。石井 勝洋さんは東京農業大学農学部醸造学科を卒業後、40歳でそんな地酒蔵であるわしの尾に入社。南部杜氏の資格を取り、岩手山麓の米と水で醸す「岩手山テロワール」の味わいを追求しています。

lp220302_washinoo_section1_img1_pc.jpg

最上級 を目指して開発された、2012年誕生の「結の香」

透き通るようなきれいさとともに立ち上がる、真っ赤に熟したベリーのような香り。そして穏やかながらもしっかりとした芯を感じられるふくらみ......。2012年、岩手県で最上級の日本酒に使う原料米として開発された酒造好適米「結の香」を原料米とした、岩手の酒の歴史に新たな輝きを刻んだ1本です。すっきりと引き締まった味わいは、岩手県最高峰の岩手山麓でくみ上げる中硬水の仕込み水によるもの。岩手県オリジナル酵母「ジョバンニの調べ」により、一般的な吟醸用酵母とは違う印象的な香りを表現しました。甘すぎず、料理を引き立てる食中酒としてもぴったりです。フランスのトップソムリエらが審査する日本酒コンクールKuramasterでは、2020年金賞、2021年はプラチナ賞受賞とともに部門TOP5に選ばれています。

lp220302_washinoo_section1_img2.jpg

「結の香」、 開く

2012年、岩手県で最上級の酒造好適米を目指し、「結の香」が誕生しました。「この原料米で山田錦を超える日本酒を造りたい」――。そんな想いで造ったのが「鷲の尾 結の香」です。初めてわしの尾で結の香を使って酒造りをしたのは、2013酒造年度。その出品酒が、全国新酒鑑評会で岩手県で初めて岩手県産米で造った純米吟醸酒として金賞を受賞しました。近年、わしの尾では酒蔵のすぐ近くで無農薬・無化学肥料による米作りにも取り組んでいます。「ほっとする安らぎ」を感じていただける酒を醸したい。蔵人全員が想いをひとつにし、誠心誠意の酒造りを続けています。

lp220302_washinoo_section1_img3.jpg

BSテレ東「都会を出て暮らそうよ~BEYOND TOKYO~」2022/3/2放送 掲載商品

お買い物はこちら
関連記事
一覧を見る