ホタテを食べる際に、「プリン体は多いの?」「食べすぎると尿酸値が上がったり、痛風になったりしない?」と不安に感じる方もいるでしょう。
ホタテのプリン体は100gあたり104.9mgで、高プリン体食品には該当しません。ただし、プリン体を含んでいるため、食べる量が多くなれば摂取量も増えることには注意が必要です。
この記事では、ホタテに含まれるプリン体の量について解説します。この記事を読むことで、尿酸値や痛風が気になる場合にどのくらいのホタテを食べればよいか、プリン体を摂りすぎないためにどのような食べ方をすればよいかがわかります。
食べる量を調整しながらホタテを楽しみたい方には、虎ノ門市場の「北海道産ホタテ貝柱」がおすすめです。冷凍なので必要な分だけ解凍でき、食べる個数や量を決めやすいのが魅力です。
ホタテはプリン体が多い食品ではない

ホタテは、高プリン体食品には該当しません。ホタテに含まれるプリン体は、100gあたり104.9mgです。
公益財団法人痛風・尿酸財団では、100gあたりのプリン体量が200~300mgの食品を「多い」、300mg以上を「極めて多い」と分類しています。ホタテのプリン体量は、この「多い」とされる基準より低い値です。
ただし、あくまで100gあたりのプリン体量が少ないだけで、食べる量が増えればプリン体の摂取量も増えます。プリン体が気になる場合は、適量を意識しましょう。
参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「食品中のプリン体含有量 一覧表」
ホタテを食べすぎると痛風になる?

ホタテには少なからずプリン体が含まれるため、食べすぎは痛風の一因になり得ます。ただし前提として、痛風はホタテの食べすぎだけが原因で発症するわけではありません。
食品に含まれるプリン体は、摂取後に体内で分解・代謝され、尿酸に変わります(※1)。一方、尿酸値には、飲酒や肥満などの生活習慣も関係します(※2)。
そのため、ホタテだけを過度に避けるのではなく、摂取量に注意しながら、飲酒や体重管理を含めた生活習慣全体を見直すことが大切です。
(※1)参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「食品・飲料中のプリン体含有量」
(※2)参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン ダイジェスト版」
プリン体量を考慮したホタテの1日の摂取量の目安

ホタテを食べる際は、他の食事を含めて1日のプリン体摂取量を400mg以下に抑えることが目安です(※1)。
ホタテのプリン体量は100gあたり104.9mgです(※2)。比較的小さめで可食部が50gのホタテであれば約52.5mg、比較的大きめで可食部が80gであれば約83.9mgのプリン体を含みます。
ホタテだけでプリン体摂取量が400mgを超える量に換算すると、1個あたりの可食部50gなら約8個、80gなら約5個に相当します。ただし、400mgはホタテだけの上限ではありません。肉や魚など、他の食品から摂るプリン体も含めて1日の摂取量を考えることが大切です。
(※1)参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン ダイジェスト版」
(※2)参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「食品中のプリン体含有量 一覧表」
ホタテと他の魚介類のプリン体量を比較

ホタテのプリン体量は、魚介類の中でとくに高いとはいえません。主な魚介類と比較すると、以下のとおりです。
|
食品 |
プリン体量(可食部100gあたり) |
|---|---|
|
ウナギ |
92.1mg |
|
ハマグリ |
104.5mg |
|
ホタテ |
104.9mg |
|
アサリ |
145.5mg |
|
牡蠣 |
184.5mg |
|
マイワシ |
210.4mg |
|
ムール貝 |
292.5mg |
参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「食品中のプリン体含有量 一覧表」
同じ貝類でも、ハマグリは104.5mg、ムール貝は292.5mgと大きな差があります。貝類だからといって、一律にプリン体が多いわけではありません。
なお、表の数値は可食部100gあたりです。実際に摂取するプリン体量は、1食で食べる重量によって変わります。
ホタテのプリン体を摂りすぎない食べ方

プリン体が気になる方は、摂りすぎを防ぐために以下の食べ方を意識しましょう。
- ゆで汁や鍋の煮汁を飲み干さない
- 高プリン体の食材との組み合わせを控える
- 個数と重量を決めて食べる
ゆで汁や鍋の煮汁を飲み干さない
ゆで汁や鍋の煮汁は、すべて飲み干さないことが大切です。肉や魚などの食材からプリン体が煮汁へ溶け出す場合があるためです。
ホタテを鍋料理などで食べる際は、具を中心に食べ、煮汁は残すようにしましょう。
参考:一般社団法人日本痛風・尿酸核酸学会「カップ入り即席ラーメン,専門店およびコンビニエンスストアのラーメンスープ,鍋用調味スープに含まれるプリン体の定量」
高プリン体の食材との組み合わせを控える
ホタテを食べる際は、プリン体の多い食品を同じ献立に重ねすぎないことが大切です。組み合わせによっては、1食で摂るプリン体量が増えます。
|
食品名 |
プリン体量(100gあたり) |
|---|---|
|
煮干し |
746.1mg |
|
鶏レバー |
312.2mg |
|
イサキの白子 |
305.5mg |
|
チーズ |
6.0mg |
|
牛乳 |
0.16mg |
|
鶏卵 |
0.0mg |
参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「食品中のプリン体含有量 一覧表」
煮干しや鶏レバーなどを同じ献立に取り入れる場合は、量に注意しましょう。プリン体量の少ない卵や乳製品を組み合わせると、献立全体のプリン体量を調整しやすくなります。
個数と重量を決めて食べる
あらかじめ食べる分を取り分けておくと、プリン体の摂取量を把握しやすくなります。ホタテは大きさによって1個あたりの重さが異なるため、個数だけで判断せず、必要に応じて計量しましょう。
食べすぎが気になる方には、虎ノ門市場の「北海道産ホタテ貝柱」もおすすめです。冷凍品なので、必要な分だけ取り出して解凍でき、食卓に出す量をあらかじめ調整できます。
ホタテのプリン体に関するよくある質問

ホタテのプリン体に関するよくある質問とその回答を紹介します。
- ホタテの貝柱にもプリン体は含まれる?
- ホタテを食べる際にプリン体以外に気をつけることは?
- ホタテのコレステロールは高い?
ホタテの貝柱にもプリン体は含まれる?
ホタテの貝柱にもプリン体は含まれています。ホタテガイの貝柱を調べた研究では、プリン体の一種であるATPとその関連化合物が確認されています(※1)。
ただし、公益財団法人痛風・尿酸財団の一覧表では「ホタテ」としてプリン体量が掲載されており、貝柱だけの数値は示されていません(※2)。貝柱が他の部位よりプリン体が少ないとは判断できないため、気になる場合は食べる量を調整することが大切です。
(※1)参考:公益社団法人日本水産学会「ホタテガイ貝柱成分の季節変化」
(※2)参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「食品中のプリン体含有量 一覧表」
ホタテを食べる際にプリン体以外に気をつけることは?
ホタテを食べる際は、プリン体だけでなく、アレルギーにも注意が必要です。消費者庁の資料では、ホタテによるアレルギー症例が報告されています(※1)。
また、殻付きホタテを自分でさばく場合は、ウロの取り扱いにも注意しましょう。ウロは中腸腺と呼ばれる器官で、貝毒が蓄積しやすい部位です(※2)。調理する際は、ウロを取り除いてください。
(※1)参考:消費者庁「第5回 食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議 資料2」
(※2)参考:農林水産省「貝毒のリスク管理に関するQ&A」
ホタテのコレステロールは高い?
ホタテのコレステロールは、他の食品と比べて特段高いわけではありません。生のホタテ貝柱に含まれるコレステロールは100gあたり35mgで、鶏卵(全卵・生)の370mgや、鶏もも肉(皮なし・生)の87mgを下回ります。
一方、焼いたホタテ貝柱のコレステロールは、100gあたり52mgです。実際に摂取する量は1食で食べる重量によって変わるため、100gあたりの数値だけでなく、食べる量もあわせて確認しましょう。
参考:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
ホタテのプリン体量を知って適量を楽しもう

ホタテは高プリン体食品ではないため、必要以上に避ける必要はありません。100gあたり104.9mgのプリン体を含むため、1日の食事全体を考えながら適量を楽しみましょう(※)。
プリン体が気になる方は、ゆで汁や鍋の煮汁を飲み干さない、高プリン体の食品を同じ献立に重ねすぎないなど、食べ方を工夫することも大切です。
食べすぎが気になる方には、虎ノ門市場の「北海道産ホタテ貝柱」もおすすめです。冷凍品なので必要な分だけ取り出して解凍でき、食卓に出す量をあらかじめ調整できます。
(※)参考:公益財団法人痛風・尿酸財団「食品中のプリン体含有量 一覧表」