カニポーションの食べ方や解凍方法とは?刺身やしゃぶしゃぶなどおすすめレシピもご紹介

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「カニポーションとは何?」「カニポーションを上手に解凍する方法は?」と、カニポーションについて詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。

ふわふわの身と甘くて濃厚な味わいが特徴のカニは、人気の高級食材です。ポーションとはその脚をむき身にしたものであり、日頃のご褒美やお祝いなどの料理にぴったりです。

この記事ではカニポーションの美味しい食べ方をはじめ、解凍方法のコツやおすすめのレシピも解説していきます。さらに虎ノ門市場が厳選したおすすめのカニポーション商品を2つご紹介します。ぜひチェックしてください。

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    目次

カニポーションとは

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カニポーションとは、冷凍したカニのむき身のことです。茹でたカニではなく、生カニの殻をむいたものなので、そのまましゃぶしゃぶなどの調理に使用できます。

冷凍したカニポーションには、グレース加工と呼ばれる氷の膜が張られており、冷凍焼けを防ぐ役割があります。殻がむかれているので食べやすく、届いてすぐ調理できるのがポイントです。

カニポーションの3つの解凍方法とかかる時間の目安

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カニポーションの解凍方法とかかる時間の目安は以下の通りです。

解凍方法 時間の目安
冷蔵庫 約4〜5時間
流水 約30〜40分
氷水 約3時間

カニポーションは凍った状態で届くため、自宅での解凍が不可欠です。

解凍状態は半解凍~8割解凍ぐらいがベストで、グレース加工の氷を剥がせる程度や中心に少し芯が残っているくらいがちょうどよいでしょう。完全解凍するとカニの旨み成分も流れてしまうため、注意してください。ここからはそれぞれの解凍方法について詳しく解説していきます。

冷蔵庫を使った庫内解凍

カニポーションは冷蔵庫に入れておくだけでも解凍できます。冷蔵庫でのカニポーションの解凍方法は以下の通りです。

  1. 食べる分のカニポーションを別の袋に入れる
  2. 冷蔵庫内が水浸しにならないようにバットに乗せる
  3. 冷蔵庫で4~5時間を目安に半解凍する

冷蔵庫に入れておくだけなので、手間がなく手軽にできる解凍方法です。ただし、解凍に時間がかかる方法なので、食べる時間帯を見計らって解凍しましょう。

1.食べる分のカニポーションを別の袋に入れる

カニは傷みやすいので、食べる分だけ別の袋に分けて解凍するのがポイントです。また袋の口をしっかり閉じるようにしましょう。口が開いていると、カニの身が乾燥してしまう場合や冷蔵庫へ臭い移りしてしまう場合もあります。乾燥や臭い移り防止のために密閉性の高い袋を使用するのもおすすめです。

2.冷蔵庫内が水浸しにならないようにバットに乗せる

カニを冷蔵庫で解凍するときはバットに乗せましょう。冷蔵庫内で解凍していると、グレースが溶け出して水が出ます。念のためにバットに乗せておくと、冷蔵庫内が水浸しになることを防げるのでおすすめです。

3.冷蔵庫で4~5時間を目安に半解凍する

冷蔵庫内での解凍時間の目安は4~5時間です。量によっては1~3時間程度で解凍できる場合もあるので、定期的に確認しながら解凍するようにしましょう。ゆっくりと解凍されるので、カニの旨み成分を保ったまま解凍できるのが庫内解凍の魅力です。時間配分を計算して美味しい状態のカニポーションを堪能しましょう。

流水を使ったつけ置き解凍

カニポーションは流水につけ置きすると、最も早く解凍できます。流水でのカニポーションの解凍方法は以下の通りです。

  1. 水を張った容器の中に袋ごと入れる
  2. 水道水を上から少量流す
  3. 5~10分ごとに確認し約30~40分を目安に半解凍する

短時間で解凍できる方法なので、食べる少し前に調理の片手間でも解凍できます。

1.水を張った容器の中に袋ごと入れる

カニの入った袋が入る大きさのたらいやボウルに水を張り、袋ごと水につけます。すべて食べきれない場合は食べる分だけ、別の袋に入れて解凍するのがおすすめです。

2.水道水を上から少量流す

袋を容器に浸したら、水道水を少量ずつ上から流しましょう。勢いよく流す必要はないので、ゆっくりと確実に解凍できます。

3.5~10分ごとに確認し約30~40分を目安に半解凍する

グレースが溶けはじめてから、芯が少し残る程度まで約30~40分半で解凍します。解凍した状態で水につけておくと、旨み成分が溶け出してしまうため、こまめに確認するように注意しましょう。

氷水を使ったつけ置き解凍

氷水のつけ置きでも、カニポーションは解凍できます。氷水でのカニポーションの解凍方法は以下の通りです。

  1. 氷水を張った容器の中に袋ごと入れる
  2. 定期的に確認して袋の中の水や氷を取り除く
  3. 約3時間を目安に半解凍する

冷蔵庫よりも早く、つけ置きするだけで手軽に解凍できる方法です。

1.氷水を張った容器の中に袋ごと入れる

容器に氷水を作り、密閉できる袋に入れたカニポーションを沈めます。しっかりと氷水に浸けておくのがポイントで、浮いてくる場合は重石を乗せるのがおすすめです。

2.定期的に確認して袋の中の水や氷を取り除く

カニポーションの入った袋は定期的に確認し、小まめに水や氷を取り除きましょう。解凍が進むにつれて、袋の中に溜まった水やはがれた氷に旨み成分が溶け出してしまいます。水や氷をなるべく無くすことで、旨みの詰まったカニポーションになります。

3.約3時間を目安に半解凍する

解凍時間は約3時間が目安です。グレースが溶け出し、半解凍状態になるまで解凍しましょう。

カニポーション解凍時の注意点

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カニポーションを解凍するときに注意すべき点は以下の通りです。

  • 常温解凍はNG!温度差が激しく黒ずみやすい
  • 電子レンジでの解凍はしない
  • 冷凍状態のまま煮たり蒸したりしない
  • 一度解凍したカニを再冷凍しない
  • 解凍したカニがしょっぱいときは塩抜きをする

常温解凍はNG!温度差が激しく黒ずみやすい

常温解凍は冷凍した食品の表面温度と外気とで高い温度差が生じ、傷みの原因となるので避けましょう。

また、カニポーションの場合は常温で放置してしまうと黒く変色することもあります。これは生のカニに含まれるたんぱく質が酸化することで黒く変色する、黒片(こくへん)と呼ばれる現象です。

食べても問題はありませんが、見た目や味わいが劣ってしまいます。

電子レンジでの解凍はしない

カニポーションの電子レンジでの解凍はおすすめできません。電子レンジで解凍すると、パサつきや旨み成分が溶け出す原因になります。加熱ムラも起きやすいので、せっかくのカニポーションが台無しになってしまいます。どんなに急いでいても、電子レンジでの解凍はやめましょう。

冷凍状態のまま煮たり蒸したりしない

カニポーションは冷凍状態のまま火を通すと、旨み成分が溶け出してしまいます。さらにグレースの氷が溶け出して、料理も水っぽくなってしまいます。カニポーションは適切な解凍処理をしてから、調理するようにしましょう。

一度解凍したカニを再冷凍しない

一度解凍したカニポーションは、再冷凍すると品質が落ちてしまいます。冷蔵庫での再冷凍は出荷時の急速冷凍とは異なるため、味わいや風味などが劣化してしまうからです。解凍するときは、食べる分だけを解凍するのがポイントです。

解凍したカニがしょっぱいときは塩抜きをする

解凍したカニポーションがしょっぱいと感じたときは、塩抜きをしましょう。塩抜きをする際は、真水よりも薄めの塩水を使うのがおすすめです。浸透圧により適切な塩加減にできます。一方で、真水で塩抜きすると水っぽくなってしまうこともあるので注意しましょう。

解凍したカニポーションがしょっぱくなりやすいのは、冷凍する際に「ブライン冷凍」と呼ばれる濃い塩水に漬け込んで冷凍する技術を使っているからです。

虎ノ門市場のお取り寄せカニポーション商品2選

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テレビ東京が厳選したグルメを取り扱う虎ノ門市場では、カニポーション商品も販売しています。規格外の訳あり商品など、お得に購入できるものも取り扱っているので、ぜひ参考にしてみてください。ここからはカニポーションの商品2点をご紹介します。

  • 規格外の訳あり!生ずわいがに 800g
  • 殻むきズワイガニ一番脚 計250グラム

1.規格外の訳あり!生ずわいがに 800g

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生ズワイガニのカニポーションを豪華800g詰め合わせたセットです。加工途中で折れてしまった、訳あり商品などを詰め合わせています。仕入れたカニは水揚げ後、すぐに加工して急速冷凍しているので、鮮度抜群の生ズワイガニを堪能できます。上質な生ならではの甘みとトロっとした口当たりを味わい尽くしましょう。

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2.殻むきズワイガニ一番脚 計250グラム

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ズワイガニの人気部位一番脚を、殻剥きしたカニポーションです。グレース加工されたズワイガニは解凍すると、上品な甘さとふわりとした食感の贅沢な味わいを楽しめます。かにしゃぶや天ぷらなど、さまざまな料理で使いやすいのも魅力です。

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カニポーションの定番の食べ方

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ここからはカニポーションの定番の食べ方をご紹介します。カニポーションの定番の食べ方は以下の通りです。

  • しゃぶしゃぶ
  • カニ鍋
  • バター焼き・焼きガニ
  • 刺身
  • 天ぷら

しゃぶしゃぶ

出汁にカニポーションをしゃぶしゃぶして、ポン酢などにつけて食べるレシピです。カニの旨みがきいた出汁で〆の雑炊も人気なので、ぜひ試してみましょう。

カニ鍋

野菜と一緒にカニポーションを煮たレシピです。ブイヤベースやプーパッポンカリーなどエスニック鍋にも最適なので、好みの味わいを試してみてください。

バター焼き・焼きガニ

カニポーションをフライパンやホットプレートで焼いたレシピです。バターを使って焼くのも人気で、バターのコクとカニの甘みがマッチしています。

刺身

カニポーションを解凍後そのまま食べるレシピです。甘くとろとろとした食感が特徴で、カニポーションの中でも生食用ならではの食べ方です。カニポーションは原則として生食はできません。刺身用と記載のあるものを選ぶようにしましょう。

天ぷら

解凍後のカニポーションにてんぷら粉をつけて揚げたレシピです。解凍後は水気をふき取ってから、粉をまぶすと作りやすいのでおすすめです。

カニポーションを使ったおすすめのレシピ

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カニポーションはさまざまな料理に使いやすいのが魅力です。ここではカニポーションを使った、以下のその他のおすすめレシピをご紹介します。

  • かにめし
  • カニパスタ
  • カニサラダ
  • カニシュウマイ
  • かに玉

かにめし

解凍したカニポーションを炊飯器で米と一緒に炊いたレシピです。青じそや三つ葉などをトッピングするとパーティーにもぴったりな華やかな見た目になります。

カニパスタ

カニポーションを使ってパスタソースを作り、スパゲッティに絡めたレシピです。カニはトマトソースベースやクリームベースなど、さまざまな種類のソースと相性がいいので、いつものパスタをワンランクアップさせてみましょう。

カニサラダ

解凍したカニポーションを生野菜と一緒に和えたレシピです。そのままサラダに加える他に、マリネやコールスローにするのもおすすめです。

カニシュウマイ

刻んだカニポーションを挽肉などのタネと混ぜて、蒸したレシピです。餃子などでも代用可能で、家族で手作りパーティーをしてみてはいかがでしょうか。

かに玉

細かくしたカニポーションを溶き卵と混ぜてふっくらと焼き、あんかけをかけたレシピです。カニポーションを使うことで、よりリッチな本格かに玉を作れます。ネギなどの香味野菜を入れるのもおすすめです。

カニポーションを自宅で味わおう

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カニポーションは正しい解凍方法をマスターすることで、美味しい食べ方ができます。届いてすぐに味わえて、調理もしやすいカニポーションはカニ好きにおすすめです。上手に冷凍保存してカニポーションを使ったさまざまなレシピを試してみましょう。

テレビ東京がプロデュースする「虎ノ門市場」では、今回紹介したカニポーションなど種類豊富なカニ商品を取り扱っています。「虎ノ門市場」からお取り寄せして、カニを自宅で楽しみましょう。

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