うなぎの白焼きとは?蒲焼との違いや美味しい食べ方を詳しく解説!

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うなぎといえば蒲焼が一般的な食べ方として知られています。うな重やひつまぶしも蒲焼を使ったメニューなので、馴染み深い方も多いかもしれません。

一方で、うなぎには白焼きといわれる調理法もあります。うなぎ本来の味を楽しめる通な食べ方であり、うなぎの美味しさを堪能したい方にはおすすめです。

「うなぎの白焼きって何?」「うなぎの白焼きはどのように食べればよい?」このように白焼きについて気になっている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、白焼きの特徴や蒲焼との違い、美味しい食べ方を紹介します。

また、虎ノ門市場が厳選したおすすめのうなぎも紹介しています。

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    目次

うなぎの白焼きとは?読み方や蒲焼との違いについて解説

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うなぎの白焼きとは、うなぎに調味料やたれを加えずにそのまま焼いたものです。「しらやき」として親しまれています。うなぎの白焼きにたれをつけて焼いたものが蒲焼です。

ここでは、白焼きと蒲焼の特徴を詳しく解説します。

白焼きはうなぎ本来のうま味を楽しむ食べ方

白焼きは、うなぎ本来の素材の味が楽しめる食べ方です。

うなぎに調味料やたれを加えずに直接焼いたものが白焼きです。素焼きにすると白い身の状態で仕上がることから、白焼きといわれるようになりました。

うなぎの名産地として知られる浜名湖周辺では、白焼きはポピュラーな食べ方なのだそう。たれでごまかしがきかない分、うなぎ本来のうま味を味わえる食べ方として愛されています。

うなぎは産地や養殖された地域によって味が変わります。水や餌、養殖方法が異なるからです。うなぎの臭みが残っていたり身がやわらかすぎたりすると、上質な味わいや食感が出せません。

味の違いがよりはっきり実感できるため、美味しい白焼きは素材に自信がある証拠といえるでしょう。白焼きは、うなぎそのものの味を味わいたい方におすすめです。さっぱり食べられるのでお酒のお供にもぴったりです。

蒲焼は白焼きにタレをつけて焼いたもの

うなぎの白焼きにたれをつけて焼いたものが蒲焼です。うな重やひつまぶしでは蒲焼を使うため、「うなぎといえば蒲焼」と思う方が多いかもしれません。

蒲焼が普及したのは江戸時代といわれています。醤油の普及によって塩から醤油をかけて焼く調理法が主流に。その後醤油・砂糖・みりんを用いた、たれをつけて焼く蒲焼が愛されるようになりました。

蒲焼には「関東風」と「関西風」の2種類があり、それぞれ開き方や焼き方に違いがあります。

種類 関東風 関西風
開き方 背開き 腹開き
焼き方 白焼きを蒸してからたれをつけて焼く 白焼きを蒸さずにたれをつけて焼く
仕上がりの特徴 やわらかくふっくらとした身 たれの焦げで表面はカリッと香ばしくなる。

調理法の違いの由来には諸説ありますが、江戸時代の文化が残っています。

関東は、江戸に侍が多く腹開きが「切腹」を連想するため背開きになったといわれています。一方関西は「商人が腹を割って話す」との文化から、うなぎも腹開きが好まれるようになったのだとか。

関東の焼き方は蒸し焼きが主流です。あらかじめ蒸しておくことで調理時間が短縮され、せっかちな江戸っ子の気質に合っていたのだそう。関西は蒸さずに焼く「直火焼き」が主流です。生から直接炭火で焼くため時間がかかり、やわらかく仕上げるために技術が必要となります。

関西の商人はじっくり商談したいため、うなぎを焼く時間がかかるくらいがよかったともいわれています。

ふっくらするうなぎの白焼きの作り方

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うなぎの白焼きを、フライパンでふっくら仕上げる方法を紹介します。

  1. うなぎを水洗いし、キッチンペーパーや布巾で水気を拭き取る。
  2. うなぎは必要に応じて下処理を行う。
  3. フライパンを熱し、油を敷く。
  4. 皮目を下にしてうなぎを入れ、フライ返しで押さえながら焼く。
  5. 皮目がこんがりしたら、裏返す。
  6. 酒を入れてフタをし、蒸し焼きにする。
  7. 水分が無くなったらフタを開け、皿に盛りつける。

より手間をかけて美味しく仕上げたいときは、蒸し器を使うとふっくらとした食感になります。手早く時短で調理したいときは電子レンジで温める方法もおすすめです。

うなぎの白焼きの美味しい食べ方

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うなぎの白焼きを美味しく食べる方法は、主に以下の通りです。

  • わさび
  • わさび醤油
  • 蒲焼

ここでは、うなぎの白焼きをより美味しく食べるポイントを詳しく紹介します。

塩|素材の味が引き立つ通な食べ方

うなぎの白焼きを塩で食べると、素材のうま味がより引き立ちます。小皿に塩を添えて、カットした白焼きをつけながら食べると、食通気分を味わえます。

抹茶塩やゆず塩、岩塩など、お好みの塩で楽しんでみるのもおすすめ。お酒のおともにもぴったりです。

わさび|脂ののったうなぎとの相性は抜群

わさびは脂ののったうなぎと相性がよく、さっぱりした風味を味わえます。

白焼きをお茶漬けにして、アクセントにわさびを添える食べ方もおすすめです。夏バテで食欲が無いときでもさらっと食べられます。

わさび醤油|ご飯に合う食べ方

醤油にわさびをとかし、つけて食べる方法です。わさびが醤油にとけ込むことで、うなぎ全体にわさびの風味を行きわたらせることができます。

醤油は刺身や魚料理でも使われる調味料のため、うなぎとの相性も抜群です。

虎ノ門市場のうなぎ白焼きとうなぎ料理|名店の味を楽しめる

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虎ノ門市場で取り扱っている、選りすぐりのうなぎ料理を1つ紹介します。

  1. 登亭 鰻の蒲焼き

ネットで注文して、食べたいときにすぐ食べられるのが通販の魅力です。美味しいうなぎをご自宅で味わいましょう。

1.登亭 鰻の蒲焼き

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ふっくらとろける食感が特徴の、うなぎの蒲焼が満喫できる商品です。厳選された鹿児島県産うなぎを伝統と熟練の技で白焼きにし、蒸してから蒲焼に仕上げています。

「登亭」は江戸時代から続くうなぎ料理専門店です。銀座や新宿、上野に店を構え、多くの人に愛される老舗の味が堪能できます。うな重はもちろんのこと、ひつまぶしや焼きおにぎりなど、さまざまな料理でお楽しみください。

購入はこちら 登亭 鰻の蒲焼きの詳細を見る

うなぎの白焼きに関するよくある質問

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うなぎの白焼きについて、よくある質問と回答をご紹介します。

うなぎの白焼きはスーパーで買える?

うなぎの白焼きは、スーパーではあまり出回っていません。売れ残りのリスクを抑えるため、白焼きより認知度や需要が高い蒲焼を優先して取り扱っています。

うなぎの需要が高まる土用の丑の日に合わせ、白焼きを事前に予約販売するスーパーも。近くのスーパーで取り扱いが無い場合や、好きなときに白焼きが食べたい方は、通販での購入をおすすめします。

うなぎの白焼きは冷凍できる?

空気にふれないよう工夫すれば、冷凍保存できます。袋に入れて脱気包装するか、ラップでなるべく空気にふれないよう包んで冷凍することで酸化を防げます。

冷凍することで品質を落とさず賞味期限を長く保てるのが利点です。食感や美味しさを逃さないためにも、1ヶ月を目安に食べるようにしましょう。

うなぎの白焼きの温め方は?フライパンやトースターは使える?

うなぎの白焼きは、主に以下の3通りの方法で温められます。

  • 湯せん
  • フライパン
  • トースター

真空パックやビニール包装されたうなぎは、湯せんでの温めがおすすめです。熱湯でパックごと温めることで、うまみを逃さずふっくら仕上がります。さらにトースターで3分ほど焼くと、香ばしさもプラスされます。

フライパンを使って温める場合は、少量の酒を入れて蓋をすると蒸し煮のようになり美味しく仕上がります。カリっと仕上げるためトースターで温める方法もありますが、焼きすぎると水分が蒸発し食感が損なわれるため、温め時間に注意が必要です。

うなぎの白焼きを蒲焼にすることはできる?

うなぎの白焼きは蒲焼にアレンジできます。お好みのタレで蒲焼を作ることで、甘さや濃さを自分で調整できるのが利点です。

以下に、フライパンで蒸し焼きにしてから仕上げる「関東風」の作り方をご紹介します。

  1. 白焼きをカットする。
  2. 皮を下にしてフライパンに並べ日本酒をふりかけ、1分ほど蒸し焼きにする。
  3. うなぎを取り出して蒲焼のたれを入れ、沸騰したら弱火にする。
  4. 皮を下にしてフライパンに戻し「40秒」、裏返して「40秒」、さらに皮を下にして「30秒」、裏返して「30秒」焼く。

うなぎの白焼きのふっくらとした食感や素材の味を楽しもう!

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うなぎの白焼きは、うなぎ本来がもつ美味しさを楽しめる料理です。塩やわさびなど、お好みの味付けで、うなぎのうま味を堪能できます。

市販の白焼きをふっくら温めるポイントを押さえておくと、ご自宅で気軽に美味しい白焼きが楽しめます。

テレビ東京のお取り寄せグルメを満喫できる「虎ノ門市場」では、うなぎの刺身や蒲焼など、こだわりのうなぎ料理を取り揃えています。虎ノ門市場から注文して、ご家庭で美味しいうなぎをぜひ味わってください。

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