美味しい蟹の種類は?美味しいと言われる日本四大カニの特徴や相場をご紹介!

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「蟹にはどのような種類があるの?」「美味しい蟹を取り寄せたいので、種類ごとの特徴を知りたい」

ごちそうとして定番の蟹ですが、さまざまな種類がありどれを選べばよいか迷ってしまうのではないでしょうか。

この記事では蟹の種類について、「日本四大カニ」と呼ばれる代表的な蟹を中心に、それぞれの特徴を解説します。また、主なブランド蟹や種類ごとの選び方、虎ノ門市場で購入できるこだわりの蟹グルメもご紹介します。

特におすすめの商品は、身と蟹味噌の鮮度が魅力の「船上活ボイルずわいがに」です。最後まで読んで、美味しい蟹のお取り寄せをしてみましょう。

    目次
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代表的な美味しい蟹の種類を紹介!それぞれの特徴を解説

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美味しいといわれる代表的な蟹の種類として、以下が挙げられます。

  • ズワイガニ
  • タラバガニ
  • 毛ガニ
  • 花咲ガニ

これらは「日本四大カニ」と呼ばれるものです。

日本四大カニは高級食材として、水揚げ量も多いことで有名です。まずは、代表的な日本四大カニの種類や特徴を一つずつ解説していきます。

ズワイガニ|大きくて食べ応えのある蟹

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ズワイガニは大きくて食べ応えがある、日本ではポピュラーな蟹です。

甲が小さく脚が長い蟹で、表面にトゲや毛の無いツルツルした見た目をしています。旬の季節は11月〜3月といわれており、北海道や東北地方、信越、北陸などで多く水揚げされています。

この時期のオスはとくに大きくなり、引き締まった身と旨味が魅力といわれています。身の柔らかさと甘みが特徴で、出汁が出るため蟹鍋などにおすすめです。

タラバガニ|甘味のある高級な蟹

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タラバガニは身の甘味が魅力的で、ズワイガニと並ぶ高級蟹として知られています。

全体にトゲがあり、ゴツゴツとした見た目です。プリプリとした身がぎっしり詰まっていることが特徴で、日本四大カニの中でもとくに高級な蟹といわれています。

旬の時期は11月〜3月ごろといわれており、北海道やオホーツク海などで漁獲されます。ぎっしり詰まった身は食べ応えがあり、蒸したり焼いたりして食べるのがおすすめです。

毛ガニ|甘くて濃厚な蟹味噌を味わえる

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毛ガニは甘くて濃厚な蟹味噌が楽しめる蟹といわれています。

甲羅や脚の全体が短い毛で覆われており、見た目は脚が短く、ずっしりと重いのが特徴です。北海道や岩手などで漁獲され、通年流通しているため年中食べられるのが特徴です。

毛ガニの魅力は、柔らかな身と甘くて濃厚な蟹味噌を楽しめるところです。鍋に入れてもボイルで食べても美味しく、さまざまな楽しみ方ができます。

花咲ガニ|独特の風味がある希少な蟹

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花咲ガニは、プリプリと柔らかな身に甘みがあり、独特の風味を感じられるのが特徴です。

熱を加えると花のように鮮やかな赤色になることから名付けられています。脚が短く、大きな突起が全体的に付いているゴツゴツした見た目です。

花咲ガニは主に北海道で漁獲され、7月〜9月の夏ごろが旬といわれています。生でも食べられますが、一般的には茹でる・焼くなどの加熱料理に使われます。タラバガニ科に属しますが、タラバガニより身質は柔らかく、甘みがあるのが特徴です。

公の水揚げにおいて、花咲ガニは国内だと稚内で網にかかる場合もありますが、根室沖でしか漁獲できません。そのため、漁獲制限があり、水揚げ期間が短いことから幻のカニといわれています。

カニの旬の時期については、以下の記事で詳細に解説しています。種類ごとや産地ごとにカニのシーズンを紹介しているので、ぜひチェックしてください。

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カニの旬はいつ?北海道や福井など産地や種類別に紹介

ブランド蟹の種類

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蟹の種類の中でも「ブランド蟹」と呼ばれるものは、水揚げされる地域や漁港によって、大きさや身の締まりなどの独自の厳しい規程をクリアしたものです。

ブランド蟹の種類は主にズワイガニで、脚にブランド名のタグをつけて販売しているのが特徴です。ブランド蟹は産地によって名前が異なり、以下のような種類があります。

蟹の種類

産地

水揚げ漁港・地域

加能ガニ

石川県

金沢港、橋立港、輪島港

越前ガニ

福井県

越前港、三国港、敦賀港

舞鶴カニ

京都府

舞鶴漁港

間人ガニ

京都府

間人漁港

津居山カニ

兵庫県

津居山港

柴山ガニ

兵庫県

柴山港

香住ガニ

兵庫県

香住漁港

浜坂産松葉ガニ

兵庫県

浜坂港、諸寄港

とっとり松葉ガニ

鳥取県

賀露港、網代港

隠岐松葉ガニ

鳥取県

島根県西郷漁港、鳥取県境漁港

高志の紅ガニ

富山県

富山湾

参照:大日本水産会「高級なズワイガニのブランド名と地域を知りたい

蟹は大きく2種類に分類される

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蟹の種類は「カニ類」と「ヤドカリ類」で大きく2種類に分類されます。世界には約5,000種類ほどの蟹がおり、エビ目(十脚類)と言われる大きな括りの中で、尾の長さによって「カニ亜目(短尾類)」「ヤドカリ亜目(異尾類)」に分けられるのが特徴です。

日本で獲れる主な蟹の分類は次の通りです。

カニ類

ヤドカリ類

  • ズワイガニ
  • 毛ガニ
  • タカアシガニ
  • 紅ズワイガニ
  • 花咲ガニ
  • タラバガニ
  • アブラガニ

日本には1,000種類ほどの蟹が生息していますが、カニ類もヤドカリ類もどちらも同じ蟹として販売されています。

蟹の相場はどのように決まる?種類や地域・季節によって値段変動はある?

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日々変動する蟹の値段の相場が決まる主な要因は次の通りです。

  • 蟹の種類
  • 産地・地域
  • 需要と供給

蟹は種類によって相場が異なるのが特徴です。高級な蟹であればあるほど、相応の値段がつきます。

また、地域によって漁獲量や蟹の質が異なっており、同じ種類でも漁獲量が少ないものや、質が高いものは高級になる傾向です。

くわえて、蟹が1番美味しく食べられる旬の時期や、年末年始などの蟹の需要がある時期は、値段が高騰します。

種類ごとの美味しい蟹の選び方のコツを紹介

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すべての蟹に共通する選び方のコツは、活きている状態で裏返してお腹の硬さをチェックすることです。

脱皮したての蟹は、水っぽく旨味が少ないといわれています。脱皮を繰り返した堅蟹は、蟹の最高ランクで栄養をたっぷり蓄え身がぎっしりとして美味しいのが特徴です。

ここからは、美味しい蟹の選び方を種類ごとにご紹介します。それぞれの種類によって選び方のポイントが異なるため、ぜひチェックしてみましょう。

蟹の種類

選び方のポイント

ズワイガニ

  • 深みのある赤い甲羅をした蟹を選ぶ
  • 茶色の甲羅は水っぽい可能性があるため注意する

タラバガニ

  • 足や甲羅の突起がきれいなものは身入りが悪い可能性がある
  • 脚を押して柔らかすぎないかチェックする

毛ガニ

  • 見た目よりずっしりしたものを選ぶ
  • 赤みと白みの甲羅を選ぶ

花咲ガニ

  • 小さめでずっしりしたものを選ぶ

監修:マルダイ水産

ズワイガニは殻の赤さで選ぶ

ズワイガニを選ぶときは、殻が赤いものを選ぶのがポイントです。

鮮やかな赤色は脱皮したばかりの蟹であるため、深い赤みをした甲羅をもつ蟹を選ぶとよいと言われています。甲羅が茶色のものは中に水が溜まっている場合があり、蟹味噌が水っぽいことがあるため避けるのが無難です。

また、昔から「ブツブツ」が付いている蟹は動いていないので身が詰まっていると言われていましたが、近年は高圧洗浄によってきれいにされてから流通することもあるため選ぶ基準としてはそれほど重要ではありません。

タラバガニは脚や甲羅の突起物を見て選ぶ

タラバガニは、脚や甲羅にある突起がきれいすぎると身入りが悪いといわれています。そのため、脚や甲羅の突起物に注目して選びましょう。

脚を押して、柔らかすぎないか身入りをチェックして選ぶのがおすすめです。ボイル蟹の場合も同じようにチェックして、身入りを確認しましょう。

また、ボイル蟹のうち色が鮮やかなものは若い蟹で、脱皮したばかりの場合があるので注意が必要です。カットされた脚も身が詰まっているものを選び、割れているものや隙間があるもの、格子状のサクがあるものは避けるとよいでしょう。

毛ガニは重さで選ぶ

毛ガニを選ぶ際は、見た目のサイズよりもずっしりと重いものを選びましょう。

例えば、500gの大きさの毛ガニに対して見た目が大きすぎると、中身がスカスカで身入りが悪い傾向があるので注意してください。

また、甲羅の上にある毛穴のようなものが黒くなっている場合は老ガニと呼ばれ、これ以上脱皮ができず味噌が少ないので避けましょう。蟹の脂が甲羅に影響するため、甲羅が赤く白いものを選ぶのがおすすめです。

花咲ガニは小ささで選ぶ

花咲ガニは、小さくずっしりしたものを選ぶのがおすすめです。

小さく重い蟹には、ぎっしりと身が詰まっており蟹の旨味をたっぷり感じられます。メスの蟹は卵が付いている場合があり、見た目が大きくてもずっしりしているのが特徴です。

花咲ガニを選ぶ際は、大きさだけで判断せず手にとって重さをチェックしましょう。あわせて、甲羅の硬さや鮮度のよさも確認すると失敗しにくくなります。

蟹の種類で選ぶ!虎ノ門市場のおすすめ蟹商品5選

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虎ノ門市場で扱っているおすすめの蟹商品は以下です。

  • 船上活ボイルずわいがに
  • 殻むきズワイガニ一番脚
  • 訳あり!カナダ産 ボイルずわいがに
  • 北海道オホーツク産 流氷明けプレミアム毛蟹
  • 北海道産毛ガニのぜいたく甲羅盛り

お取り寄せグルメを楽しめる「虎ノ門市場」では、産地や名店、品質などにこだわった選りすぐりの蟹商品を多数取り揃えています。

ここでは、虎ノ門市場で注文できる「ズワイガニ」と「毛ガニ」の中から、ボイルや甲羅盛りなどさまざまな商品をピックアップしてご紹介します。

船上活ボイルずわいがに

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船上活ボイルずわいがには2013年の発売以降、虎ノ門市場で90,000杯以上の販売実績を誇る大人気商品です。商品名の通り漁獲した船上ですぐにボイルと冷凍を行っているため、身と味噌の鮮度の高さを魅力としています。

一般的なボイル蟹は、漁獲のあと港に運ばれてボイル・冷凍されるためその違いは明らかです。身はぎっしりと引き締まり、みずみずしく茹でたてのようなボイルずわいがにを楽しめます。蟹味噌も濃厚で、旨味をしっかりと感じられるでしょう。

そのままでも焼いても美味しく食べられて、いろいろな楽しみ方ができます。新鮮なボイル蟹を味わいたい方におすすめです。

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殻むきズワイガニ一番脚

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蟹の旨味がたっぷり詰まった、殻むきズワイガニの一番脚です。

あらかじめ殻が剥いてあるため、解凍するだけで調理が簡単にできます。王道の蟹しゃぶや蟹すきでは、蟹のエキスが染み出して甘みや旨味を楽しめます。また、ふわふわの蟹の身を堪能したい方には、蟹の天ぷらがおすすめです。

ズワイガニの繊細で上品な一番脚を贅沢に味わいたい方や、下処理要らずの蟹を探している方から人気の商品です。

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訳あり!カナダ産 ボイルずわいがに

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美味しい蟹をお求めやすい価格で購入したい人におすすめの商品です。

蟹は茹でる際に驚いて脚を切り離す習性があり、また作業中に脚が外れてしまうこともあります。「訳あり!カナダ産 ボイルずわいがに」はこのような外れた脚を1尾分集めて冷凍している訳あり品のため、通常の蟹よりもお得な価格です。

カナダ産のボイルずわいがには、きれいなセントローレンス湾で漁獲されたものを採用しています。水揚げ後速やかにボイルしてー100℃のガスで急速冷凍しているため、鮮度を保ったままの状態でお届けします。

身はぎっしりと詰まっていて香り高く、蟹味噌はクセがなく旨味がたっぷりです。訳あり品でも味が落ちることは無いので、安心して購入できます。

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北海道オホーツク産 流氷明けプレミアム毛蟹

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毛蟹の濃厚でクリーミーな蟹味噌を味わえる商品です。

北海道のオホーツクで流氷が溶ける季節に漁獲された蟹は「流氷明け蟹」と呼ばれ、プランクトンの影響によって栄養価が高いという特徴があります。

その中から、蟹の最高ランクと言われている「堅蟹」だけを厳選しました。ずっしりぎっしり身の詰まった蟹で、食べ応えも抜群です。

極寒の海で獲れた毛蟹は、身が引き締まりプリッとした食感を味わえます。毛蟹の魅力であるクリーミーな蟹味噌も堪能できる商品です。

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北海道産毛ガニのぜいたく甲羅盛り

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毛蟹を丸ごと味わえる商品で、豪華に毛蟹を楽しみたい人におすすめの商品です。

甲羅の中に蟹味噌と蟹の身が詰め込まれた豪華なセットとなっています。毛蟹特有のクリーミーな蟹味噌と、甘みが強い蟹の身を贅沢に楽しめて食べ応えも抜群です。

見た目も豪華で、殻を剥かなくてもそのまま食べられる手軽さが人気です。食べ終えた甲羅にお酒を入れれば、〆にぴったりの甲羅酒が出来上がります。お正月などのお祝いごとにもぴったりです。

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美味しい蟹の種類を知って贅沢気分を味わおう

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蟹には種類ごとに大きさや形などの外見をはじめ、味わいや身の締まりなどにさまざまな特徴があります。日本の代表的な蟹の種類は「日本四大カニ」と呼ばれ、美味しい蟹の選び方もそれぞれ異なることが特徴です。

テレビ東京のお取り寄せグルメを楽しめる「虎ノ門市場」では、自宅で贅沢に堪能できるこだわりの蟹が数多くあります。

虎ノ門市場で食べてみたい蟹の種類を選び、ご家庭で美味しい蟹を楽しみましょう。

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