うなぎの蒲焼きや白焼きを食べるにあたって、「うなぎの骨は食べても大丈夫?」「もし小骨が喉に刺さったらどうすればいいの?」と不安に感じる方も多いでしょう。
結論からいうと、うなぎの小骨は基本的に食べても問題ありません。ただし、喉に骨が刺さってしまった場合には、無理に取ろうとせず、正しい対処を行うことが大切です。
この記事では、うなぎの小骨が刺さったときの対処法や、喉に刺さらない方法をわかりやすく解説します。事前にうなぎの骨の取り方や対処法を知っておくことで、安心してうなぎを味わえるようになります。
また、家庭でもお店のようにふっくらやわらかいうなぎ蒲焼きを楽しみたい方には、虎ノ門市場のうなぎがおすすめです。湯煎するだけで簡単に用意でき、手軽に本格的な味わいを堪能できます。
【結論】うなぎの小骨は基本的に食べても問題ない

うなぎの小骨は、そのまま食べても基本的には問題ありません。他の魚と比べて細くやわらかく、喉で引っかかりにくいためです。
ただし、うなぎの小骨は唾液や胃酸によって完全に消化されるわけではありません。うなぎを食べる際はよく噛み、細かくしてから飲み込むことが大切です。よく噛むことで、喉にうなぎの小骨が引っかかるリスクを減らせます。
うなぎの小骨はそのまま食べても基本的に問題ないものの、子どもや高齢者の場合は注意が必要です。子どもは扁桃腺が大きく、高齢の方は加齢によって喉の筋力が低下している傾向があるため、小骨が喉に引っかかる場合があります。そのため、やわらかく調理されたうなぎや、あらかじめ骨抜き処理が施されている商品を選ぶと安心です。
うなぎの骨の特性

ここからは、うなぎの骨の栄養や構造について詳しく解説します。
栄養素
うなぎの骨には、カルシウムやマグネシウムをはじめとしたミネラル類や、ビタミンなどの栄養素が含まれています。主な栄養素は以下のとおりです。
- カルシウム
- マグネシウム
- ナトリウム
- リン
- ビタミンD
- ビタミンK
- コンドロイチン
カルシウムは、歯や骨の健康維持に欠かせない栄養素です。また、うなぎの骨に含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を促進する働きが期待できます(※1)。
マグネシウムやリンなどのミネラルは、肌や髪、爪の健やかな状態を保つために欠かせない成分で、健康と美容の維持をサポートします(※2)。
うなぎの小骨も身と一緒に食べることで、骨に含まれる栄養素も無駄なく摂取できるでしょう。
(※1)参考:公益財団法人長寿科学振興財団「カルシウムの働きと1日の摂取量」
(※2)参考:国立循環器病研究センター「栄養に関する基礎知識」
構造
うなぎの身の中に細かく埋まっている骨は、一般的な魚に見られるような太く硬い骨ではなく、細長い形状をしているのが特徴です。
うなぎは長い体をくねらせるように波打たせて泳ぐ魚であり、その動きに適応するため、骨も曲がりやすくしなやかな形状になっています。また、脊椎骨の数が約115本(※)と非常に多く、一本いっぽんが細いことも特徴です。
この独特な骨の構造が、うなぎ特有のやわらかな食感につながっています。
(※)参考:水産大学校「ウナギの骨骼」
喉に刺さったうなぎの小骨は放置しても大丈夫?

うなぎの小骨が喉に刺さり、違和感や痛みが続く場合は放置してはなりません。
喉に刺さった小骨は、基本的には自然に抜けることが多いものの、数時間経ってもチクチクとした痛みや異物感が残る場合は注意が必要です。これは、骨が深く刺さっている、もしくは粘膜を傷つけて炎症を起こしているサインと考えられます。
喉にうなぎの小骨が刺さったまま放置すると、舌や咽頭、食道、胃、気管など、消化器系の入り口にあたる粘膜を傷つける可能性があります(※)。また、骨が喉頭付近に刺さった場合には、咳が出たり、声がかすれたりする場合もあるでしょう。
喉に刺さった小骨を放置したり無理に自分で取ろうとしたりすると、炎症や細菌感染を起こし、重篤な合併症につながる危険性もあります。痛みや違和感が長引く場合は、無理に我慢せず、早めに医療機関を受診してください。
(※)参考:J-Stage「口腔・咽頭の異物としての魚骨に関する研究(1)」
うなぎの小骨が喉に刺さった場合の対処法

うなぎの小骨が喉に刺さった場合の対処法は、次の3つです。
- うがいをする
- 唾を飲み込む
- 耳鼻咽喉科を受診する
ここからは、うなぎの小骨が喉に刺さった場合の対処法について解説します。「喉に違和感が残っている」「自分で対処してよいか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。
うがいをする
小さな骨が喉の表面に軽く引っかかっている程度であれば、うがいで取り除ける可能性があります。
ただし、「ガラガラ」と勢いよくうがいをすると、かえって骨を喉の奥へ押し込む可能性があるため注意してください。喉全体をやさしくすすぐように、適度な強さでうがいを行うことが大切です。
うがいをしたときに違和感が強くなる場合や、異物感が改善しない場合は、喉の奥の方に刺さっている可能性もあります。うがいをしようと喉を動かすことで、より深く刺さる恐れもあるため、無理に繰り返さないようにしましょう。
唾を飲み込む
唾を飲み込むことで、喉に引っかかっている小骨が食道の方へ押し流されることがあります。小骨が表面に軽く付着している程度であれば、唾液による嚥下で違和感が和らぐ場合があります。
ただし、ご飯やパンなどの食べ物を無理に飲み込む方法は、骨をさらに深く押し込むリスクがあるためおすすめできません。
何度か唾を飲み込んで改善されなければ、医療機関を受診してください。
耳鼻咽喉科を受診する
うがいや唾を飲み込むなどの対処をしても喉の痛みや違和感が改善しない場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。耳鼻咽喉科では、内視鏡や専用のピンセットを使って、小骨の位置を確認しながら慎重に取り除いてもらえます。
自分でピンセットを使ったり指を口の中に入れて取ろうとしたりすると、粘膜を傷つけたり、骨をさらに奥へ押し込んだりする可能性があるため避けてください。
うなぎの小骨が喉に刺さらないようにする方法

うなぎの小骨が喉に刺さらないようにする方法は、次の3つが挙げられます。
- よく噛んでから飲み込む
- 骨が多い部分は小さめに切る
- 骨取り済みの商品を選ぶ
うなぎは小骨が多い魚ですが、食べ方を少し意識するだけで、喉に刺さるトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
それぞれ詳しく解説します。
よく噛んでから飲み込む
うなぎをよく噛んで食べると、咀嚼によって小骨が細かく砕けるため、安全に飲み込みやすくなります。
一方、早食いをすると小骨に気づきにくく、そのまま飲み込んでしまい、喉に骨が刺さる原因につながります。
一口ごとにゆっくりと噛み、口の中で骨がないか意識しながら食べると、不意に飲み込むのを防げるでしょう。子どもや高齢の方がうなぎを食べる場合は、骨を抜いてから食卓に出すと安心です。
骨が多い部分は小さめに切る
骨が多い部分は、一口サイズよりもさらに小さめに切って食べると、喉に骨が刺さるリスクを避けられます。小さく切ることで、口の中で骨の感触を確かめやすくなり、誤って飲み込むリスクを防ぎやすくなるでしょう。
うなぎの部位で骨が多いのは尾に近い部分や身の端です。小骨が多い部位は、調理の段階であらかじめ細かく刻んでおくと、子どもや高齢の方でも安心して食べられます。
骨取り済みの商品を選ぶ
うなぎの小骨を取り除く加工が施された骨取り済みの商品であれば、喉に小骨が刺さるリスクを減らせます。
とくに小骨が気になる方や、咀嚼力が弱い方がうなぎを食べる場合は、骨取り済みの商品を選ぶと、安心して食べやすくなるでしょう。
冷凍のうなぎ蒲焼きや加工品の中には、「骨なし」「骨取り済み」と表示された商品もあります。購入する際は、骨取り加工がされているかどうかをパッケージ表記で確認してみてください。
うなぎの骨の取り方

加熱済みのうなぎ蒲焼きや白焼きの小骨をできるだけ減らしたい場合は、温め直す前にピンセットで目立つ骨を一本ずつ取り除くのがおすすめです。うなぎが冷めた状態のほうが身が崩れにくく、骨も見つけやすくなります。
骨抜き後は、指先で軽くなぞるようにして表面を確認すると、取り残しに気づきやすいでしょう。すべての骨を完璧に取り除けなくても、目立つ骨を取り除けば、喉に刺さるリスクを減らせます。とくに高齢者や子どもがいる家庭の場合は、骨取り作業をしておく方が安全です。
ただし、自宅での手作業で小骨を100%取り除くのは難しいため、骨取りをした場合でもよく噛んでから飲み込むことは意識する必要があります。
うなぎの骨に関するよくある質問

うなぎの骨に関するよくある質問に回答します。
喉にうなぎの骨が刺さったかどうか確認する方法は?
うなぎの骨が喉に刺さったかどうかは、痛みや異物感の有無で確認できます。
喉の一部にチクチクする痛みや違和感、飲み込むときに痛みが強くなる場合は、骨が引っかかっているかもしれません。また、喉の浅い部分に大きめの骨が刺さっている場合は、鏡で見える可能性もあります。
一方で、痛みや異物感が短時間で軽減する場合は、骨が取れたあとに喉の粘膜に刺激が残っているだけのケースもあります。症状の有無だけでなく、違和感が続くかどうかも判断材料にしましょう。
喉に刺さったうなぎの骨は自然に溶ける?
うなぎの骨は細くやわらかいものの、喉で溶けて消失するわけではありません。
違和感や痛みが続く場合は、骨が深く刺さっているサインです。無理に自力で取ろうとせず耳鼻咽喉科を受診してください。
喉にうなぎの骨が刺さったら「ご飯を丸のみ」で取れる?
うなぎの骨が喉に刺さった状態で、ご飯を丸のみするのは危険です。ご飯を飲み込むことで骨が押し込まれ、喉の奥や食道へ入り込むリスクがあります。
また、ご飯だけでなく、パンや固形物を丸のみする行為も同様に危険です。
違和感がある場合は、無理に飲み込もうとせず、うがいや唾を飲み込むなどの対処法を試し、それでも取れない場合は早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
中国産のうなぎは骨が多い?
中国産だからといって、特別に骨が多いという科学的根拠はありません。骨の数に影響するのは、産地よりも個体の大きさや加工方法です。
中国産うなぎは2〜3年かけて養殖されるためサイズが大きく、骨がやや太く感じられる場合があります。また、大量生産向けの商品では骨切りや骨抜き工程が簡略化されている場合があり、小骨を感じやすくなることもあります。
うなぎの骨が気になる方は骨取り加工の有無を確認してみてください。
専門店のうなぎに小骨がないのは本当?
専門店のうなぎが骨抜きされているかどうかは、店舗によって異なります。
多くのうなぎ専門店では、熟練の職人が骨切りを行い、蒸し・焼きの工程を重ねることで、小骨が気になりにくい食感に仕上げています。
小骨が気になる場合は、注文時に「骨抜き済みか」「骨切りしてあるか」を事前に確認すると安心です。
小骨が気になる人は「骨取りうなぎ」を選んで安心して食べよう!

うなぎの小骨は噛み砕きやすいため、基本的にはそのまま食べられます。ただし喉に刺さる可能性があるため、気になる方は調理方法を工夫したり、骨取り済みの商品を選んだりすると安心です。
うなぎの小骨が喉に刺さり、痛みや違和感が続く場合は、無理に自分で対処せず早めに医療機関を受診しましょう。
「うなぎの骨が喉に刺さらないか心配で食べられない」「家族みんなで安心して食べたい」という方には、骨取り済みのものや、やわらかく加工されたうなぎがおすすめです。
ふっくらとしたやわらかいうなぎをお探しの方は、虎ノ門市場をチェックしてみてください。
虎ノ門市場では、湯煎するだけでふっくらと仕上がる国産うなぎを取り扱っており、子どもからお年寄りまで手軽にうなぎを楽しめます。安心してうなぎを味わいたい方は、ぜひ一度試してみてください。



