うなぎの旬はいつ?天然と養殖の違いや土用の丑の日に食べる理由を解説!

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うなぎといえば「土用の丑の日」と夏のイメージがある食材ですが、スーパーには一年中うなぎが並んでいます。

「うなぎの旬はいつなの?」「やはり土用の丑の日が一番の食べごろ?」

と気になっている人も多いのではないでしょうか?

実は、うなぎの旬は天然と養殖で異なります。一般に多く出回っている養殖うなぎは、一年中いつでも安定した美味しさが楽しめることが特徴です。

この記事では、天然うなぎと養殖うなぎの旬や、うなぎの美味しさの秘密、土用の丑の日にうなぎを食べるようになった由来について、詳しく解説します。

また、虎ノ門市場が厳選したおすすめのうなぎ料理もご紹介します。特に「登亭 鰻の蒲焼き」はうなぎの定番とも言える蒲焼きをご自宅で堪能していただける商品です。自宅で美味しいうなぎを食べたい方は、ぜひ参考にしてください。

    目次
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2023年は7月30日(日)が夏の土用の丑の日です。虎ノ門市場ではうなぎ特集を実施しているので、こちらもご覧ください。

虎ノ門市場厳選 土用の丑の日のうなぎ特集を見てみる

うなぎの旬は天然と養殖で異なる

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うなぎの旬の時期は、天然と養殖で異なります。具体的な旬の違いは以下のとおりです。

  • 天然うなぎの旬は10〜12月
  • 養殖うなぎの旬は6~8月

まずは、天然うなぎと養殖うなぎの旬について詳しく解説します。

天然うなぎの旬は10〜12月|冬は脂がのって美味しい

秋から冬にかけての10〜12月ごろが天然うなぎの旬です。この時期の天然うなぎが、一番脂がのって美味しく食べられます。

うなぎは水温が10℃以下になるとエサを食べなくなり、8℃以下になる12月ごろから冬眠します。水温が下がり始める10月ごろから、冬眠に備え栄養を蓄えるため、冬眠前の10月〜12月が最も脂がのって美味しい時期となるのです。

天然うなぎは、獲れた時期や環境、エサによって味が大きく変わります。2022年はうなぎの生育の条件が良く、70年に1度の「当たり年」と言われ、テレビでも話題になりました。梅雨の時期に晴天が続いて水温が高く、エサが増えたことで、肉付きがよく育ったようです。

養殖うなぎの旬は6~8月|土用の丑の日に合わせている

養殖うなぎは、一般的に6~8月ごろが旬といわれています。1年で最もうなぎの需要が高まる「土用の丑の日」に合わせて育てられているからです。

とはいえ、養殖業者が水温管理をしっかり行い、成長を確認しながら適切なエサを与えているため、季節による差はありません。そのため養殖うなぎは、1年中安定して美味しいうなぎが食べられます

現在、スーパーや魚屋などで流通している国産うなぎの多くが養殖うなぎです。

うなぎは何月に食べる?土用の丑の日に食べるのはなぜ?

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うなぎを食べる時期は「土用の丑の日」を迎える夏が多いのではないでしょうか。ではなぜうなぎを「土用の丑の日」に食べるのか、その理由について解説します。

土用の丑の日とは?

「土用(どよう)」とは、季節の変わり目を指す言葉です。具体的には、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)それぞれの前の約18日間のことを指します。

「丑(うし)の日」の丑とは、十二支の一つである丑のことです。年ごとに十二支があるように、1年の中でも十二支が12日間周期で割り当てられています。

つまり、土用の期間に訪れる丑の日が「土用の丑の日」です。土用の丑の日といえば夏のイメージがありますが、実は1年に何回もあります。

  • 春の土用の丑の日:4月中旬~下旬
  • 夏の土用の丑の日:7月下旬∼8月上旬
  • 秋の土用の丑の日:10月下旬
  • 冬の土用の丑の日:1月下旬

2023年は7月30日(日)が夏の土用の丑の日です。虎ノ門市場ではうなぎ特集を実施しているので、こちらもご覧ください。

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閑散期のうなぎ屋がうなぎを宣伝したかったから

土用の丑の日にうなぎを食べるようになった由来は諸説ありますが、「平賀源内説」が最も有力とされています。

天然うなぎの旬は、先述したとおり秋〜冬ごろです。養殖の技術が確立されていなかった江戸時代、夏はうなぎ屋の閑散期でした。

困ったうなぎ屋が、夏にうなぎを売るアイデアはないか、発明家の平賀源内に相談を持ちかけます。すると源内は、「丑の日だから、『う』のつくものを食べれば縁起がよい」との語呂合わせを思いつき、「本日、土用の丑の日」とキャッチコピーを書いた張り紙を提案しました。

当時、うなぎは精のつく食べ物として知られていたことも功を奏し、うなぎ屋は大繁盛。他のうなぎ屋もこぞってマネをし、土用の丑の日にうなぎを食べる風習ができたというのです。

うなぎは暑い季節の夏バテ予防にぴったりだから

うなぎには、夏バテ予防にぴったりな栄養がたくさん含まれています。

うなぎに含まれるビタミンAには、免疫力をアップさせる働きがあります。また、うなぎの脂肪の吸収を効率よく助ける働きも。

また、うなぎに含まれるビタミンB1は、炭水化物(糖質)をエネルギーに変える働きがあるため、ご飯と一緒に食べるうな丼は疲労回復にぴったりです。

参照:全国健康保険協会 東京支部「カラダに効く旬の食材」厚生労働省「(2)水溶性ビタミン ①ビタミン B1

土用は季節の変わり目のため、体調を崩しやすくなります。中でも夏の土用の期間は暑中。夏バテや食欲不振で体調管理が難しい時期でもあります。「夏の土用の丑の日」にはうなぎを食べて暑い夏を乗り切る、との風習ができたのもうなずけます。

なお、土用の丑の日は、天ぷらの日(7月23日)、焼肉の日(8月29日)と合わせ、「夏バテ防止三大食べ物記念日」とされています。

うなぎの栄養については、以下の記事でより詳細に解説しています。

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うなぎの栄養と効能とは?健康に嬉しい効果やおいしい食べ方を解説!

うなぎだけじゃない?土用の丑の日に食べるとよいもの

土用の丑の日に食べるものは、うなぎだけではありません。

実は土用の丑の日は災難が多いとも言われており、「丑」にちなんで「う」のつく食べ物や、「丑」の方角(北)を守護する玄武の色にちなみ、黒いものを食べればよいともされています。

食べるとよいとされるもの

食材例

「丑(う)」のつく食べ物

うなぎ、うどん、梅干し、瓜系

黒い食材

黒豆、しじみ

参照:ウェザーニュース「土用の丑の日 鰻だけじゃない「う」の付く食べ物

虎ノ門市場では、うなぎ以外の「う」のつく食べ物や黒い食材を使ったおすすめグルメを販売しています。

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五島手延べうどんの特徴は麺の「細さ」「コシ」、そして抜群の「のどごしの良さ」です。夏バテで食欲の無いときでも、うどんならツルツルしていて食べやすいでしょう。あごだしスープがセットになっているので、自宅で気軽に本場の味が楽しめます。

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島根宍道湖産しじみは、日本一のヤマトシジミの産地として有名な宍道湖で水揚げされたものです。水からじっくりと加熱して味噌を入れると、しじみエキスたっぷりの味噌汁が出来上がります。

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天然うなぎと養殖うなぎ、味の違いとは?

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うなぎの天然と養殖の違いは以下です。

  • 天然うなぎは脂肪が少なくさっぱりしている
  • 養殖うなぎは脂がのってクセが少ない

含まれる栄養価は天然と養殖で違いはありませんが、育った環境やエサの違いによって、味わいは異なります。

なお、天然うなぎは腹が黄色く、養殖うなぎは腹が白い傾向があります。また、養殖うなぎは天然うなぎに比べて背中が緑がかっている場合が多く、ある程度見た目で見分けることができます。これらはうなぎが育った環境に起因しています。

ここからは天然うなぎと養殖うなぎ、それぞれの味の特徴について解説します。

天然うなぎは脂肪が少なくさっぱり

天然うなぎは余分な脂肪が少なくさっぱりした味わいです。川魚らしいさわやかな香りや、強い歯ごたえを感じられるとも言われています。

天然うなぎは自然の中で生きているため、生息する環境によってサイズや脂ののり方も異なります。

渓流に登って生息するうなぎは、泥臭さがありません。一方、下流に住むうなぎは、豊富なエサに恵まれていることから、脂が乗っていますが、独特の泥臭い匂いを感じることも。海に近い河口域に生息するうなぎは、カニやエビなど甲殻類をエサとすることから、味わいと脂乗りがよいとされています。

天然うなぎで有名な産地は、四万十川(高知)や浜名湖(静岡県浜松)、柳川(福岡)などです。一般にはなかなか出回りづらく、産地の鰻料理屋などで高級料理として食べられます。

養殖うなぎは脂がのってクセが少ない

養殖うなぎは、脂のりがよくクセが少ないことが特徴です。

現在、日本で行われている養殖で主流なのは、天然うなぎの子ども「シラスウナギ」を生け捕りにして育てる方法です。稚魚の段階から、整えられた環境の中で健康に配慮したエサを与えられて育てられているため、天然のうなぎより脂が乗っていてクセがありません

徹底した水温・水質管理のもとで育てられているため、固体によるばらつきもなく、一年中安定した風味や香りを楽しめます。

現在流通している国産うなぎは、ほとんどが養殖うなぎです。養殖うなぎとして有名な浜松は「うなぎ養殖発祥の地」として知られています。温暖な気候や、良質な水源、天然シラスウナギを手に入れやすいことから、この地が選ばれたとされています。

養殖うなぎの産地は浜松の他、鹿児島県や愛知県、宮崎県などが有名です。

美味しいうなぎが食べたい!虎ノ門市場のおすすめうなぎ5選!

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虎ノ門市場で取り扱っている、選りすぐりのうなぎを5つ紹介します。

  1. 登亭 鰻の蒲焼き
  2. 浜名湖謹製 鰻三昧(蒲焼き・刻み・肝焼き)セット
  3. 浜名湖産 稀少なうなぎの刺身と長蒲焼のセット
  4. UIH5W うなぎ割烹「一愼」監修 鰻のひつまぶし
  5. 炭火焼 うな丼の具 贅沢カットサイズ

食べたいときに注文して、すぐ食べられるのが通販の魅力です。美味しいうなぎ料理をご自宅で味わいましょう。

1.登亭 鰻の蒲焼き

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「登亭」は江戸時代に創業し、現在銀座や新宿などに店を構えるうなぎの名店です。

「登亭」では鹿児島県産のうなぎを使用し、一尾一尾を職人の技で丁寧に捌き、一度白焼きにした後でさらに蒸し上げてから蒲焼きに仕上げています

秘伝のタレは三度づけ。タレが程よく染み込み、ふっくら柔らかなうなぎの蒲焼が楽しめます。

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2.浜名湖謹製 鰻三昧(蒲焼き・刻み・肝焼き)セット

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うなぎの「蒲焼」と「刻み鰻」、そして希少な「鰻肝蒲焼」の3種類が楽しめるセットです。

静岡県浜名湖産のこだわりのうなぎを、皮・身両面しっかり焼き上げた後、皮のパリッとした食感を損なわないよう蒸しあげてから蒲焼きに仕上げています。タレは合成着色料、酸化防止剤を使用しないこだわりのタレを使用しています。

ほどよく脂の乗った、旨みたっぷりの浜名湖うなぎをお楽しみいただける商品です。

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3.浜名湖産 稀少なうなぎの刺身と長蒲焼のセット

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浜松市内の魚料理専門店「魚魚一」が開発した、珍しい「うなぎの刺身」と「長蒲焼」のセットです。

生のうなぎでも泥臭さは一切無く、ふぐのような弾力のある歯ごたえと、ほんのり甘味を感じる脂の乗った美味しさを感じられます。しっかりとタレのついた長蒲焼はボリューム満点です。

希少価値の高い浜名湖うなぎの刺身を堪能したい方におすすめです。

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4.UIH5W うなぎ割烹「一愼」監修 鰻のひつまぶし

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上質な国産うなぎを厳選して使用したひつまぶしです。

愛知県豊橋の名店「うなぎ割烹 一愼」が監修した、「一愼」特製のタレでじっくり丁寧に焼き上げ、うなぎを蒲焼に仕上げています

まずは鰻きざみをご飯に乗せて鰻の風味を堪能しましょう。次に薬味を乗せて、最後に吸い地をかけてうな茶としてお召し上がりください。

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5.炭火焼 うな丼の具 贅沢カットサイズ 4食

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ほんの少し身割れや形が崩れた規格外のうなぎを食べやすい一口サイズにカットし、他では味わえない味を作るために備長炭で炭火焼にした商品です。秘伝タレもセットになっているので、湯煎してごはんの上に乗せるだけで、美味しいうな丼が楽しめます。

手がけるのは、日本有数のうなぎの産地である鹿児島と宮崎県に自社養饅場をもつ「大隅うなぎ販売」。蒸し焼きはせず焼き上げのみで仕上げることで、脂の旨みをギュッと閉じ込めています。

規格外でも品質は抜群です。職人によって丁寧に炭火焼された、こだわりの蒲焼をお得に味わうチャンスです。

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うなぎの旬を知って美味しく楽しもう!

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うなぎは夏が旬だと思われがちですが、実は天然うなぎの旬は10〜12月です。一方で、養殖うなぎは「土用の丑の日」に合わせて6〜8月を旬としつつ、一年を通して安定した美味しさが楽しめます。

うなぎを食べることで夏バテ予防にもつながります。スタミナをつけて元気に過ごすためにも、うなぎを食べましょう。

テレビ東京のお取り寄せグルメを楽しめる「虎ノ門市場」では、こだわりのうなぎ料理をバラエティ豊かに取り揃えています。虎ノ門市場を利用して、ご家庭で美味しいうなぎを味わってみてください。

2023年は7月30日(日)が夏の土用の丑の日です。虎ノ門市場ではうなぎ特集を実施しているので、こちらもご覧ください。

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