- ■土曜日のみ営業!焼豚専門店「浅草鳥越おかず横丁松屋」
昭和4年、東京・浅草鳥越おかず横丁に小さな精肉店からスタートした「浅草鳥越おかず横丁松屋」。
昭和の頃には“おかず横丁”らしく、味噌漬物店や佃煮や煮物店、魚屋さんなど総菜店が忙しい町の人々の食卓を支えていました。
「浅草鳥越おかず横丁松屋」も精肉を販売する傍ら、手作り焼豚が人気の惣菜の一つでした。
現在は、三代目の遠藤剛さんが、2017年にごはんによく合うと評判だった焼豚に特化した「焼豚専門店」としてリニューアルオープンし、今も伝統を受け継いでいます。
焼豚専門にしたきっかけは、先代のお父様が体調を壊したことによるものでした。
元々遠藤さんは、会社勤めを経て、社内で制作などの仕事をしていましたが、このまま店を閉めるわけにはいかないと一念発起、店の味を残していくことを決意します。
しかし、精肉店として再スタートするには、遠藤さん一人ではできることが限られてくるため、考え抜いた末に人気商品だった「焼豚」に目を向けます。
そして「できたての焼豚を食卓に届けたい」「売切れ次第閉店、廃棄ロスを出さない」をコンセプトに、週1回・毎週土曜日のみ限定で開店する「焼豚専門店」として営業を再開したのです。※都合によりお休みの場合がございます。
今では、毎週50本ほど限定で販売し、「行列ができる焼豚店」として数々のメディアで取り上げられているほど人気店になっています。
■完成までに3日間!
週に1回のみ開店の専門店だからこそ、商品にこだわりを持ち、原料の豚肉も産地へ自ら視察し厳選。さらに調味料の細部に至るまで妥協せず厳選しています。
そんな「浅草鳥越おかず横丁松屋」の焼豚の美味しさの秘密を教えていただきました。
焼豚が完成するまでは実に3日間かけて製造しています。
まず1日目。原料となる豚肉を成形し余分な脂や筋を丁寧に取り除き、焼豚に最適なサイズにカット。それを一つ一つタコ糸でギュッと手作業で巻いていき、冷蔵庫で一晩熟成させます。
この作業だけでも、1日がかりの作業です。
そして2日目。1日目に成形した際に出た豚肉のラードをたっぷり使い、豚肉を揚げ焼き、きつね色に焼き上げます。揚げ焼きにすることで、余分な脂が程よく落ち、肉の塊の中に旨味を閉じ込めるのだそう。
そして、焼き上げた焼豚を、醤油と成形した際に切り落としとして残った上質な豚肉の端材を出汁として加えた、シンプルかつキリリとした味わいでありながら豚の旨みが凝縮した特製タレに30分ほど漬け込み、一度引き上げ寝かせます。
ついに3日目。いよいよ最後の仕上げ本ダレで味付けです。
焼豚の味の要である焼豚の本タレは創業者である祖父の時代から継ぎ足し、継ぎ足しで受け継がれてきたタレをベースに使用。
そのタレを大切に守り、さらに進化させた「浅草鳥越おかず横丁松屋」だけの特製タレです。
この本ダレは、国産唐辛子を効かせていて、甘ったるくなくピリッとかすかな辛味と後味が癖になり、より豚の脂の深みと甘みをより引き立たせています。
■遠藤さん渾身のこだわりの焼豚を2種類!
今回は2種類の味(醤油・鰹節)が味わえる、焼豚食べ比べセットをご用意いたしました。
【謹製焼豚】
おかず横丁伝統の味「謹製焼豚」は、群馬県産上州せせらぎポークの肩ロースを使用します。
麦入り配合飼料を与えることで生まれる高品質の豚肉は、脂肪が白く甘みがあり、きめ細かで柔らかな肉質が特徴。
脂にコクがあるのですが豚肉にも負けない、唐辛子入りの辛口醤油ダレとの相性が抜群です。ご飯はもちろんビールなどお酒のお供にも最適です。
さらに、コク深い特製焼豚のタレもセットしますので、タレが残りましたら、アレンジメニューとしてチャーハンもおすすめ!このコク深いタレ一つで味が決まる優れものです!
【鰹豚】
静岡型銘柄豚 ふじのくに浜名湖そだちの肩ロースを、伝統の鰹節製法「手火山式 (てびやましき) 」の鰹節と松屋特製醤油タレで味付け。
焼豚に鰹節パウダーをまぶし、花かつおを全体にまぶして真空パックしてお届けしますので、封を開けた瞬間、かつお節の上品な香りが広がります。
謹製焼豚と全く異なる味わいは、香り豊かな和テイストで老若男女美味しく召し上がっていただける絶品焼豚。日本酒とも相性抜群です!
是非、この機会に焼豚専門店の絶品焼豚をお試しください!
■焼豚専門店の真骨頂!『東京X焼豚(バラ)』
今回紹介する焼豚に使用するのは、東京のブランド豚『TOKYO X』。
東京都畜産試験場(青梅市)が7年の歳月をかけてつくりあげた豚TOKYO Xは、「北京黒豚」「バークシャー種」「デュロック種」の3品種の基礎豚を基に改良し、合成種と認められた日本で最初の豚です。
豚バラの脂は融点が低いため、口の中に入れるとさっと溶けだし、赤身となめらかな脂身を合わせて口にすることで、独特の甘み、幸福感を感じることができます。
東京下町に店を構えるからこそ、東京の原料にもこだわった焼豚を作りたい!という思いで、直接生産者へ交渉し、TOUKYO Xを育てる生産者と松屋が一丸となって作り上げた逸品なんだそう。
さらに、調味料も東京都にこだわった「Made in TOKYO」な焼豚です。
<醤油:キッコーゴ丸大豆醤油>
東京で唯一醤油を醸造する蔵元「東京・近藤醸造」の丸大豆醤油を使用。
厳選した大豆、小麦を麹とし自然塩水の中に仕込み、保存料や着色料を含まない、伝統に培われた素朴な風味を持つ醤油です。
<塩:海の精>
産地は、美しい自然に囲まれた離島、伊豆大島。原料は、黒潮が運ぶ清らかな海水100%使用しています。
<シーズニングソルト:海の精>
TOKYO X焼豚専用のシーズニングソルトを今回セット。
味わい深い伝統焼塩に、風味豊かな国産有機の焼生姜チップを松屋オリジナルブレンド。
生姜の粒のサイズにまでこだわり、口の中に入れた時に広がる香りと舌ざわり、TOKYO Xとの相性抜群です!
※監修者の技術指導を受け、国内の協力工場で委託生産しております。
※すべての原料が国産ということではありません。
- 商品コード
- DF065176
- 原材料
- 【謹製焼豚】豚肉(国産)、醤油(食塩、脱脂加工大豆、小麦)、三温糖、香辛料/アルコール(一部に豚肉・大豆・小麦を含む)
【特製焼豚のたれ】醤油、三温糖、味醂、食塩、唐辛子、豚肉、(一部に小麦・大豆・豚肉を含む)
【鰹豚】豚肉(国産)、鰹節(国産)、鰹粉末、醤油(大豆、小麦を含む)、みりん、日本酒、粗糖、塩、唐辛子
【東京X焼豚(バラ)】豚肉(国産)、醤油(大豆、小麦、食塩)、三温糖、香辛料、食塩(一部に豚肉・大豆・小麦を含む)
【シーズニングソルト 生姜塩】有機生姜、塩
- 保存方法
- 冷凍
- 賞味期限
- 製造日から90日目安
特製焼豚のたれ 20g×1袋
鰹豚 150g×1袋
東京X焼豚(バラ) 230g×1袋
シーズニングソルト 生姜塩 5g×1袋